これって認知症?

山あり谷あり私の人生その59
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こんにちは、まりんばぁです。

35年以上続いた辛かった旦那との生活に別れを告げ、実家に戻って去年の年末から新生活を始めて2ヶ月。

実家で90歳の母と暮らしている。

母は90歳の割にはほとんど介助することなくひとりで何でもできる。

この数年の間に数回転んでひざを悪くしたり、腰を悪くしたが、自力でリハビリしてまだひとりで歩くことが出来る。

頭もしっかりしていて、実家に戻ってくる前に毎日していた朝の電話でも私の発言をちゃんと覚えていて、それが成されないとしっかり指摘するくらいだった。

実家に戻ってきてからの毎日の会話の中でも何回も同じことを言うということもなく、ちゃんと会話が成り立っている。

90歳にもなるのにずいぶんとしっかりしているなぁと思っていたが、、、、、

母は私が幼いころから私と優秀な姉を比較して、姉を贔屓していたところがあった。

私は出来の悪い子として、ほとんど褒められることが無かった。

それは劣等感として今も心の中で消すことはできないでいる。

それでも、近くに住んでいるのに母の面倒を一切見ようとしない姉に比べて、同居してサポートすることになった私を少しは認めてくれると期待をしていたが、この2ヶ月母の中には姉が1番のように感じることが多い。

相変わらずメールで来る姉からの指示には素直に従っているみたい。

でも私が言うことは聞こうとしない。

私が代わってやろうとすると機嫌が悪くなる。

そしてたびたび私の存在を無視したような態度をとる。

母の次にすぐに私が使うのにお風呂のガスの元栓を閉める。

私のために開けてくれた本棚の前にすぐに使わないような母の荷物を積み上げる。

車で出かけている間に駐車スペースに植木鉢を並べる。

私が座っているテーブルの前に自分の使ういろいろなものを置くなど。

そういった態度に苦言を呈すると攻撃的な言葉を発してくる。

言い合いに近くなると母はより攻撃的な言葉を発してくるので途中であきらめることが多い。

先日は「こんなに私を責めることばかり言って、お前は〇〇ガイだ!」と言われた。

あまりにひどい言葉を言われたので、「〇〇ガイ」というのはひどいじゃないと言い返した。

そうしたら「私が〇〇ガイなんてひどい言葉を言うはずがない!」を言ってきた。

えっ?今言ったでしょ?

いや、言っていない。

ん?これって数日前もあったよね?

私の言ってることを聞かないで意地でも自分でやろうとしたときに、私が代わるといっても聞かなかった時も同じ感じだった。

自分の発言や行動を覚えていないのだ。

ん?これってもしかして認知症なの?

認知症って勝手に同じことを繰り返し話すようになると思っていたから、まさか母が認知症が始まっているとは思ってもいなかった。

でもネットで調べると確かに認知症の症状の中に自分の発言や行動を覚えていないというものがある。

自分に都合の悪いことなどを都合のいいようにつじつまを合わせるために自分の発言や行動を忘れてしまっているみたいだ。

私を無視したような態度も長年のルーティン化されている生活に急に私が存在してきても認識できていないのかもしれない。

ひどいことを言われて引きづっている私に、何事もなかったの如くいろいろと用事を言いつけてくる。

何で仲良くしようと思わないのかと責められる。

相手が母親でしっかりしていると思っていただけに、罵られて傷ついている感情の整理がつかない。

高齢者との同居、認知症を発症しているか否か、初めてのことばかりで戸惑うことばかりだ。

DV夫から逃れてきたばかりで自分のことで精いっぱいなのに、これから私はどうしていけばいいのか、何を注意して母に接していけばいいのか、分からなくなってしまっている。

その60 へつづく

高齢者について、認知症についてしっかり勉強しなくちゃなぁ
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