こんにちは、まりんばぁです。
私が紅ゆずるさんに同じ空間で会えたのは東京宝塚劇場で、2014年から年に1度の星組公演を観劇した4回。それから2020年からは外出を控えて観劇することは無くなり、現在は、もっぱらタカラヅカ・スカイ・ステージで放映された過去の公演の鑑賞で、一方的にお会いしている。
入団成績
2015年は当時のトップスター柚希礼音さんの退団があったので、柚希礼音さんの退団記念としてタカラヅカ・スカイ・ステージで特集が組まれていたので、かなりの数の星組公演を観ることができた。
タカラヅカ・スカイ・ステージを見始めた頃は知らなかったが、宝塚はすべて入団成績が関係するみたいで(入団してからも試験があるみたい)、上位の成績のジェンヌさんは比較的早いうちから目立つポジションで踊ったり、お芝居で役をもらっているようだ。紅ゆずるさんは下位の成績だったようだが、初舞台の2002年「プラハの春」、「LUCKY STAR!」のラインダンスでは中心の比較的目立つポジションで、数人のアップにも映っていた。背が高くスタイルもかなりいい方で、40人近い人数の中でも見つけることができた。もうすでにオーラが違うんだよな、、、
柚希礼音さんの頼もしい相棒
紅ゆずるさんは2番手スターとして長い期間活躍されていたが、その中でも柚希礼音さんの時代が長かった。トップスターになってから、退団された柚希礼音さんとの対談番組で下級生時代から仲が良かったエピソードを話されていた。そんな関係をあらわすのが、「REON!!」というスペシャルライブの、ちえちゃんと紅子が登場する1コマ。掛け合いが絶妙で、とても面白かった。お2人とも大阪出身、その笑いのセンスがもともとお笑い好きの私のツボに見事にハマった。ジェンヌさんがまさか面白いことを言うなんて、それだけでもびっくりしたのに、紅ゆずるさんのすごいところは、客席から発せられる予測不可能な問いかけにも、ユーモアを交えて的確に答えてて、時には問いかけに困っている柚希礼音さんを助けたりして、一瞬宝塚の演目中であることを忘れてしまったほど。タカラジェンヌさんって霞を食べて生きていると言われるほど、謎めいて、雲の上の存在のようなイメージであったものが、紅ゆずるさんによって、タカラジェンヌさんがとても身近な存在に感じられた。
どこにいてもオーラが違う
初舞台の公演や、次の年の公演の紅ゆずるさんは、入団間もないため、役もセリフもない出演となるのだが、主要人物の後ろでも、しっかりとその存在感をアピールしている。私は好きなシーンや内容把握のためにビデオを何回でも観る癖があって、しかも一時停止、巻き戻し、再生を繰り返したりしているのだが、そんなことをしなくても、紅ゆずるさんは大勢の人数の中にいてもすぐに見つけることができるくらい、人と違ったオーラを発しているように私には見える。その後、スターと呼ばれるようになるとまた違ったオーラというか、舞台が明るくなるような気がする。私だけが感じることなのか、、、、紅ゆずるさんの人気をみれば、そう感じている人はたくさんいるんじゃないかな。
長い2番手時代からトップへ
宝塚のスターさんの中で2番手時代を経てトップになった方はかなりいるのだが、トップになるまでに長い年月を経たジェンヌさんはそれほど多くないと思う。同じ星組でトップになられた安蘭けいさんも、長くかかったジェンヌさんだが、紅ゆずるさんは安蘭けいさんよりもトップになるまで長くかかっていると思う。これはトップオブトップともいわれる柚希礼音さんのトップ時代が6年続いたこともあるが、素晴らしいトップさんの元で2番手時代を過ごし、その後のトップの北翔海莉さんをささえてトップになるまで、そしてトップになってからと、入団してから18年ほど宝塚に在団していただいたおかげで、私としては、紅ゆずるさん出演の作品がたくさんあって、鑑賞に事欠かないので嬉しい限りである。
大好きな人を観ると元気がでる
最近の紅ゆずるさんは大阪のテレビ番組に出演されることが多いのだが、私は関東に住んでいるので、なかなか視聴することができないでいる。もっぱらファンサイトのお知らせから出演される情報を得ている。情報を得るほど、1週間とか大阪に滞在してテレビ視聴や、紅ゆずるさんゆかりの地をおとずれたいという思いが大きくなっている。今の状況では遠出は難しいが、また以前のように自由に出歩けるようになったら実現させたい。今は録画鑑賞で大好きな紅ゆずるさんに元気をもらって毎日を過ごさせていただいている。