こんにちは、まりんばぁです。
宝塚をこよなく愛し、星組を、紅ゆずるさんを愛するがゆえに、語りだしたら止まらない私。
今回は星組の素晴らしさを思う存分語る。
卒業されても仲のよいトップコンビ
宝塚に入団したら必ずと言っていいほど卒業しなくてはならないのがタカラジェンヌさんたちの宿命。終身宝塚に身を捧げたかたは春日野八千代ぐらいで、あの轟悠さんも先日惜しまれつつ卒業されてしまった。宝塚時代苦楽を共に過ごされてきた組の仲間とも外の世界に旅立った後は生活環境も変わって、なかなか連絡を取り合うのも難しくなってくるだろう。それでも柚希礼音さんと夢咲ねねさんのトップコンビは卒業されても度々ツーショット写真をSNSなどで拝見することがあるほど、今も仲良しだ。我が愛する紅ゆずるさんに至っては、綺咲愛里さんとの相思相愛のコメントや写真などをかなり披露してくださっている。私は綺咲愛里さんの写真集を購入したのだが、購入者特典の映像にお忍びで紅ゆずるさんが綺咲愛里さんの撮影現場に出向く姿が収録されていて、とてもほのぼのとした優しい気持ちになったのを覚えている。
先日、星組の東京宝塚劇場公演をなんと、柚希礼音さん、夢咲ねねさん、紅ゆずるさん、綺咲愛里さんの4人で観劇された写真がSNSでアップされたが、嬉しすぎて卒倒しそうになった。柚希礼音さんと紅ゆずるさんはお互いに親友と呼ぶ仲。紅ゆずるさんと夢咲ねねさんは学年1つ違いで下級生時代から仲良し。柚希礼音さんからみた綺咲愛里さんは、過去の役で絡むことも多く、可愛い存在。綺咲愛里さんは夢咲ねねさんを下級生時代から憧れ、目標的存在で慕っていた。そんな4人が忙しいスケジュールを調整して一緒に観劇されるなんて、簡単にできることではないと思う。凄すぎる、、、、
トップが卒業するにあたっての組・全員からのメッセージと
宝塚を卒業されるトップさんに対して、タカラヅカ・スカイ・ステージでは卒業にむけて様々な特集番組が放送される。その中で、トップさんのサヨナラ特別番組としてそのトップさんの軌跡を振り返る番組があるのだが、星組は柚希礼音さんの卒業の時期からその特別番組内で星組の組子全員からメッセージが送られている。タカラヅカ・スカイ・ステージで出演されるタカラジェンヌさんたちはほとんどがスターと呼ばれる方や、注目され始めた方などに限られており、入団間もないタカラジェンヌさんが映ることなど「初舞台特集」という番組以外はほとんど皆無に等しいというのに。それだけ組として縦社会がいい意味で成立しており、何事も組全体で成し遂げてきている証のようで素晴らしいと思う。メッセージ中に感極まって泣いてしまうジェンヌさんもいて、トップの柚希礼音さんをみんなが慕っているのが良く伝わっていた。これは我が愛する紅ゆずるさんの卒業の時も同じで組子全員のメッセージが流された。いい意味でこれは伝統となり、まだ随分先の話になるが、現トップの礼真琴さんの時も同じ流れになると予想する。
異例ともいえるトップのディナーショーの2番手、３番手の出演
トップさんが卒業する時期に、ディナーショーが行われる。そして暗黙の了解なのか、そのディナーショーには2番手、3番手といったスターや相手役のトップ娘役さんは出演されない。しかし、柚希礼音さんのディナーショーにはその時の2番手スター紅ゆずるさんと3番手スターの真風涼帆さんが出演されている。これは異例中の異例だと思う。それだけ人知れず苦労や苦難を乗り越えてきた3人の結束が固く、いい関係を築いてこられた結果なのだと妄想する私。この3人の並びってほんと安心する。不動の布陣だったなぁ。
退団公演での気合の入れ方が半端ない
卒業される公演は宝塚大劇場と東京宝塚劇場の2つの会場で行われるのだが、どちらの劇場でも最終日を千秋楽と呼ぶのだが、公演の劇場入りから組子全員の気合の入れ方が半端ない。盛大にトップさんの劇場入りを迎えるため、公演中の忙しいさ中、台車などの大道具や内輪や衣装などを密かに制作して自作の歌やダンスでお迎えする。紅ゆずるさんの卒業の時は次期トップの礼真琴さん筆頭にオタ芸を披露し、感極まって紅ゆずるが涙するほどの気合の入れ方だった。
ひとつの家族のような星組
以前の投稿でも発言しているが、星組はとても上下関係が厳しい組で有名だそうだ。けれど、ついてこれない人を見捨てることはなく、最後まで面倒をみてくれるという話を番組内でよく耳にする。ひとつの大きな家族みたいとも。だから全員参加することができる番組が作れてしまうのかな。
