遠方にひとりで暮らす年老いた母のことー避けては通れない介護のこと

ひとりごと
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最近、遠方にひとりで暮らしている母の様子を見に2ヶ月に1回は帰省している。

母は、膝が悪くて歩くのが少し時間がかかるくらいで、一通りのことは十分できているのだが、高いところの作業とか重いものを持つことはかなり難しくなってきている。

陶器の猫たち

私が結婚して都心近郊に住むようになるまで暮らしていた実家はまあまあ広く、部屋数もひとりで暮らすには多く、母は二階をほとんど使うことなく過ごしている。

実質1LDKで済むのではと思うほど使っていない部屋の方が多い。

今年めでたく米寿を迎える母なので、ひとりで何かあった時のことを考えると心配しかないので、帰るたびに自分の住む家に来るよう説得はするのだが、いつも答えはもう少し頑張ってみるとの返事。

私には姉がいて、実家のすぐ近くに住んでいるのだが、昔から自分優先の人で、あまり母については考えていないみたいなので姉を頼りにすることは考えていない。

姉妹仲も結婚する前まではよかったが、お互い結婚して家族ができると、遠方に私が住んだことも影響して年に数回しか会うことができなかったり、子どもの受験が絡んだ年は、姉は実家まで来ることを控えて、会えなかったりでなかなか深く話す機会が持てなくて、そう遠くない母の介護のことについて何も話せていない。

母は社交的で友達も多く多趣味なので、自分の家に連れてきてしまうと、その環境も断たれてしまい寂しい思いをさせてしまう恐れがある。

環境が変わってしまう戸惑いや不安から体調を崩してしまうかもしれない。

しかし、自分が実家に戻るにも、私は私で今の環境を変えるには仕事を辞めなくてはならないし、旦那と別居となるのでいろいろと大変なことになる。

80歳を過ぎたあたりから母が著しく老いていくのが目に見えて、どうするのが母にも自分にとってもいいことなのかいつも模索している。

帰省するたびに母の状態を細かくみながら、いつ何が起きても大丈夫なように貴重品の置き場所、亡くなった後のこと、お墓のこと、など包み隠さず聞くようにしている。

亡くなってから後悔しないように、母の気持ち、想いをちゃんと聞いてあげて母に安心してほしいから。

何かあった知らせを聞いて実家にたどり着けるのは、どんなに急いだとしても3時間はかかってしまう。

物理的な距離はどうしても縮めることはできない。

母が自分のことができなくなったら、こっちに来てもらうように考えている今日この頃だ。

花瓶の花
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