
こんにちは、まりんばぁです。
旦那と別居して実家に戻ってきてから驚いたことがある。
むこうの市の人口は6万5千人、こっちの市は34万人強。
東京の人口に比べたら大したことはないかもしれないけど、人の数が多くなれば知らない人が多くなるわけで、近所づきあいや関係性が薄くなるのは当たり前だと思う。
東京でひとり暮らししていた頃は隣に住んでいる人がどんな人かもわからないくらい、みんな自分に精いっぱいで他人には関心がない感じがした。
でも、ここ地元は本当に田舎なんだろう、何十年ぶりに帰ってきても近所のひとたちは「あら~、〇〇ちゃん帰ってきたのぉ?これから賑やかになってお母さんも嬉しいでしょ?これからよろしくね♡」と昔と変わらなく受け入れてくれるし、道ですれちがう知らない人が「おはようございます」とか「いってらっしゃい」とか「おかえりなさい」とその時の状況の挨拶をしてくれる。
お店で並んでいても、高齢者の母に休める椅子を譲ってくれたり、本当にみんな親切で礼儀正しい。
先日はお肉屋さんで見知らぬ高校生カップルに「こんにちは」と声をかけてもらってとても嬉しかった。
そんなに広くない店内で無言で過ごすことになると気まずい雰囲気になるものだが、入り口でお店のひとはもちろんお客さん同士で挨拶を交わすと待っている間もとても楽しくなる。
母に聞いたら、「声かけ運動」というのをこの地域ではずーとしてきているとのこと。
相手が誰であっても、挨拶してもらえると嬉しいし、気分が良くなる。
とても素晴らしい習慣だと思う。
私もこれからはどこであろうと率先して誰に対しても挨拶していきたいと思う。
