こんにちは、まりんばぁです。
人生においてたぶん行くことは叶わないと思っていた高級焼肉店の「叙々苑」についに行くことができた。
これはさかのぼること去年の夏の法事の際に、旦那の2歳下の弟さん夫婦との会話の中で、私が「叙々苑なんて高級焼肉店はたぶん行くことは無いと思う」と発言したことから始まった。
弟さん夫婦は仕事柄、焼き肉店のみならず高級と呼ばれるお店にはよく行くらしく、「それなら今度4人で行きましょう」と言ってくれていたのだが、さすがに社交辞令で実現するとは思ってもみないでいた。
今年の4月になって弟さん夫婦から「4月30日の日曜日に叙々苑デビューしましょう!」というメールが来ていよいよ実現とワクワクしていたのもつかの間、その週の前に田舎に住む母が肋骨を骨折してしまい、サポートのため私は1週間帰省することを余儀なくされたので計画はいったん無しとなってしまった。
メールに「私は行けないけれど、旦那と3人で言ってきてください」と返事をしたのだが、私がいないと意味がないと言ってくれ、また日にちを変更していきましょうと返事をくれた。
今年の7月の法事でその話になり、10月に叙々苑デビューすることに話は進んだが、法事の後の大事件で私は旦那につくづく愛想が尽きて、先日の投稿でもふれたように今プチ家庭内別居状態となった。
9月に入ってすぐに弟さん夫婦に、旦那と一緒に行けないので計画は無しにしてほしいとメールで送ったところ、旦那抜きの3人で行きましょうと返事が返ってきた。
2人とも私の味方であるし、愚痴も聞きますよという心強い返事にちょっと涙腺が緩くなってしまった。
弟さんは子どもの頃から旦那の傍若無人な振舞には随分と嫌な思いをしてきたらしい。
今までの私と旦那の関わり方を見て察しがついたのだろう。
そんなわけで憧れの叙々苑デビュー。
お店の雰囲気からして高級レストラン。
ほぼ個室のような4人席はゆったりとしていて、常に3人近くの店員さんが接客してくれてオーダーが素早く進んでいく。
運ばれてくるお肉はどれも本当に柔らかくて、食べたことのないくらいの食感でするっとのどに吸い込まれていく感じ。
何より網で焼いているのに煙ひとつ出ない。
なので用意されたエプロンが汚れることはないし、もやはしなくても良い感じ。
人生で初めてユッケも食すことができた。
生肉?とちょっと最初はドキドキしたが、新鮮なユッケは歯はいらないくらい柔らかくとても美味しかった。
お肉だけでなく海老やホタテなどの海鮮も生で食べることができるほど新鮮で大きくてもう大満足。
マッコリも初挑戦し、2時間があっという間に過ぎてしまった。
実は7月以降本当に気持ちが下がっていて、何事にもやる気が起きないでいたが、先日の横浜でのフカヒレや今回の高級焼肉を食すことでやる気も元気も回復できたような気がする。
弟さん夫婦に帰り際に「美味しいものを食べると元気になるから、また行きましょうね」と声をかけてもらって本当に心も体もリフレッシュすることができた。
旦那は嫌いだけど、兄弟でもこんなに違うかと思うくらい弟さん夫婦は常識があって、情があって、相談もできて本当に大好きで信頼できる2人だ。
私はあらためて、ひとりじゃないんだと感激し、嬉しくなってしまった。
コメント