こんにちは、まりんばぁです。
宝塚は5組あって、それぞれの組に素敵なトップさんがいて、その組ごとに特徴があるので、飽きることなく見続けていける。
宝塚大劇場、東京宝塚劇場、宝塚バウホール、地方公演などで何かしらの組の公演があるので、ほぼ1年中宝塚を鑑賞することができる。
そして、その各々の公演には必ずと言っていいほど専科に属する方が出演されている。
現在の専科に属する方は英真なおきさん、京三沙さん、汝鳥伶さん、一樹千尋さん、夏美ようさん、梨花ますみさん、万里柚美さん、五峰亜季さん、美穂圭子さん、高翔みず希さん、悠真倫さん、凪七瑠海さん、紫門ゆりやさん、凛城きらさん、輝月ゆうまさんの15人だ。
どんなお芝居でもそうなのだが、登場人物は老若男女が入り混じっている。
すべて若い人達しか登場しないお芝居は少ないと思う。
宝塚の演目ももちろんそうで、老人役がとても重要な時もある。
入団したての若いジェンヌさんが役柄上、老人役をすることもあるが若さがにじみ出て役に深みが出ないように感じてしまう。
特に重要な役ともなれば専科の方たちがそのお役を務めることが多い。
私は特に汝鳥伶さんのおじいちゃん役が大好きで、物凄く威厳のある一見怖そうなおじいさんから可愛らしいおじいちゃんまで演じられていて、舞台の上でとても目を引く存在だ。
夏美ようさんは渋い中年男性のイメージで、ちょっと悪い役がとても上手い方。
一樹千尋さんは伯爵役とか、富豪の男性の役がピッタリ当てはまる。
五峰亜季さん、美穂圭子さんはなんと言っても妖艶なちょっと年上の女性というイメージで場を引き締めてくれる。そして美穂圭子さんは超絶歌の上手い方。
京三沙さん、梨花ますみさん、万里柚美さんは貴婦人や皇后のような位の高い女性役がピッタリ。
以上の方々はかなり学年も上の方たちで落ち着いた雰囲気で登場するだけで安心感がある。
高翔みず希さん、悠真倫さん、凪七瑠海さん、紫門ゆりやさん、凛城きらさん、輝月ゆうまさんは比較的最近専科になられた方たちで、学年も現タカラジェンヌさんたちとかけ離れて年上ではないので、老人役というより主役に近い重要な役を演じられることが多いのかな。
タカラジェンヌさんにはスター路線というのがあるようで、そういった方は下級生時代から目立った役がつくみたいだが、上記の方々は凪七瑠海さん以外はスター路線ではなく(凪七瑠海さんについてはまた別の機会に語りたい)、どちらかといえば個性的な方たちだ。
考え方は人それぞれだと思うが、スター路線で太く短くタカラジェンヌ時代を終えるのか、細く長く専科に属してタカラジェンヌを続けていけるのか、どっちがいいのかな。
どっちも素敵なことには変わりはないと思う.
皆さま本当に素敵で誰にも真似できない個性豊かなタカラジェンヌさんたちなのだ。