こんにちは、宝塚をこよなく愛し、もはや生活の一部になっている私。
今回は2015年雪組公演「ルパン三世-王妃の首飾りを追え!」の元トップスターの早霧せいなさんについて語る。
モンキーパンチさん原作「ルパン三世」の大ファンの私
私は幼少の頃から何故か「ルパン三世」が好きでテレビで初期放送の頃から観てきている。
あのスマートに財宝を盗んでいく流れや、いつも峰不二子さんにいいところで振られるコミカルなところが子どもながらにとても楽しくて、宝塚を知るまでは「ルパン三世」のDVDを全巻揃え繰り返し鑑賞していたほどだ。
それはDVDに飽き足らず、プレイステーションで「ルパン三世」のゲームが発売されれば必ず購入したくらい大好きだった。
そして残念で悲しいお知らせが、、、、、、、、、
次元大介役の声優、小林清志さんが7月30日に天に召されてしまった、、、、、、、
私はルパン三世は山田康雄さん、次元大介は小林清志さんの声が大好きだった。
ご冥福をお祈りいたします。
これまでにも実写化されている
「ルパン三世」は1970年代にも実写化されたみたいだが、2014年に小栗旬さん主演で実写化され、上映されている。
わたしはその頃ミュージカル観劇のため有楽町駅に降り立った時に、この小栗旬さんの「ルパン三世」の広告看板を目にした。
どのアニメファンもそうだと思うが、その作品に対しての個人的なイメージや想いがあるので、看板を目にしてあなりいい気持ちがしなかった。
どんなにカッコいい俳優さんが演じられてもあの「ルパン三世」の独特な世界観が出せるとは思わなかったからだ。
宝塚は偉大、早霧せいなさんも偉大
そして翌年の2015年雪組で「ルパン三世ー王妃の首飾りを追え!」が公演された。
気にはなっていたが、半年ほどするとタカラヅカ・スカイ・ステージで放映されるだろうと、あまり期待していなかった。
だけど、、、タカラヅカ・スカイ・ステージでようやく放映された公演を鑑賞してみた結果、、、、
やはり宝塚は偉大。
早霧せいなさん凄すぎる。
ルパン三世はただの泥棒ではなく、時にはとてもスマートに女性に接することができる紳士にもなれる人。
コミカルな場面も嫌味がなく、それがルパン三世の魅力の一つ。
それを早霧せいなさんが見事に実現させていた。
重要人物の次元大介の彩風咲奈さん、石川五右衛門の彩凪翔さん、峰不二子の大湖せしるさんもイメージ通り。
大湖せしるさんって男役さんだったよね。
なんてセクシーなの?峰不二子そのもの、、、
偏見になってしまうかもしれないが、女性ならではのスマートさが、アニメという実在しない人物のイメージを損なうことなく実現できたのだと私は勝手に思っている。
早霧せいなさんはこの後2016年に「るろうに剣心」を宝塚で公演され、これもまたとても素晴らしかった。
雪組ってアニメの登場人物そのものかしらというくらい、アニメ作品の公演がとても素晴らしいのだ。
「ベルサイユのばら」から始まって、宝塚はマンガやアニメを題材にした公演すべて成功させてきている。
やはり人間ではなく、妖精さんたちだから実現できることなのだろう。