こんにちは、まりんばぁです。
宝塚を愛し、星組を紅ゆずるさまをこよなく愛する私。
宝塚の世界はいつもキラキラしていて、何もかもが素敵な夢の世界。
登場人物は悪役だろうが、老人だろうがすべてに美しく、かっこいい。
それは演じているタカラジェンヌさんたちが妖精だからというのは十分わかってはいる。
男役さんたちが演じる男性は、すべてにおいてキザで振舞いが現実の男性とはかけ離れている。
いちいちそれがツボに入って萌えるのだ。
肩を抱いて引き寄せる、さりげなく腰を抱いてエスコート、お姫様抱っこ、すべて素敵なのだ。
イケメンと突然訪れる恋愛物語。
そんな世界とは私の現実は程遠くて、学生時代もOL時代も夢のような出会いも、恋愛もなかった。
私は特にお姫様抱っこに若い頃は憧れていて、結婚相手には絶対にしてもらいたかった。
現実に姉は結婚式の後にお姫様抱っこをしてもらって写真をみんなに撮ってもらっていた。
私の旦那は身長が180㎝近くあり、体格も良くてがっしりタイプ。
絶対に結婚式の後のお姫様抱っこはしてもらえると思い込んでいた。
なのに返ってきた答えは「過去にぎっくり腰をしているから無理」。
そんなぁ、なんでぇ?
その頃の私は自分史上1番痩せていて40㎏ぐらいしかなかったのに、猛然と断られて本当にショックだった。
あの頃にお姫様抱っこをしてもらえてないんだから、その後太りに太った私をお姫様抱っこしてくれる強者は現れることはないだろう。
旦那はお姫様抱っこ以外でも、レディーファーストなんて言葉は皆無で、いかなる時でもエスコートしてもらったことはない。
仕草でも大事にされていると感じたことはない。
いまさら言ってもしょうがないことだけど、がっかりだよね。
そんな気持ちを慰めてくれるのが宝塚の世界。
今日もヒロインになりきって、自分を慰めることにしよう。