こんにちは、まりんばぁです。
宝塚を愛し、星組を、紅ゆずるさまをこよなく愛する私。
宝塚には素敵なのはもちろん、演技に定評があるタカラジェンヌさんが沢山いる。
その中でも私が特に迫力ある演技と存在感に圧倒されたタカラジェンヌさんは、元宙組トップ娘役の野々すみ花さんだ。
野々すみ花さんは91期生
野々すみ花さんは91期生で2005年に花組公演「マラケシュ・紅の墓標」「エンター・ザ・レビュー」で初舞台を踏んでいる。
同期には元雪組トップ娘役の愛加あゆさん、元宙組スター澄輝さやとさん、元花組スター鳳真由さん、専科の紫門ゆりやさん、元星組スター天寿光希さん、音波みのりさんとスターを多く輩出している期である。
入団2年目とは思えない演技力で圧倒
とにかく、野々すみ花さんの演技力が凄すぎる。
2007年花組公演「明智小五郎の事件簿ー黒蜥蜴」で本公演では早苗という役で、実は早苗に扮した桜山葉子とういう役で、違う人格を演じ分けなければならない難しい役どころをまだ入団2年目というのに圧倒的演技力で、私にはヒロインよりも強く印象に残った。
もう役というより、その登場人物がまるで憑依しているかのような迫力のある演技に、私はただただ圧倒されて夢中でお芝居を見てしまったほど凄くて、素敵だった。
同公演の新人公演では初ヒロインを演じるなど、入団当初から演技力はかなり評価されていたお方。
演技力だけでなくお顔も美しくて気品があるの野々すみ花さん
「天は二物を与えず」という言葉は間違っているようで、野々すみ花さんはお顔も美しくて、何より気品を感じさせるお方。
2008年花組公演「銀ちゃんの恋」ではヒロインの小夏を演じられたのだが、ちょっと不幸ですれた感じの役どころだったのだが、持ち前の美しさと気品で、暗い気持ちになることなく話が進んでいって、とても素晴らしい公演だったと思う。
トップ娘役さんになる方の中には、入団間もなくトップ娘役さんになる方もいたのだが、とりわけ野々すみ花さんはその中でも下級生とは思えない落ち着いた雰囲気を持っていて、存在感、気品のある美しいトップ娘役さんだったと思う。
相手役大空祐飛さんとも相性ピッタリで素敵
野々すみ花さんの落ち着いた大人の雰囲気が、2008年花組公演「銀ちゃんの恋」で相手役の、後に宙組でトップコンビを組むことになる大空祐飛さんともかなりの学年差があるにもかかわらず、全く違和感なく、相性ピッタリでとても素敵だったと思う。
個人的に大空祐飛さんのお顔が男役さんの理想のお顔立ちだったので、野々すみ花さんの美しいお顔との並びが凄く好きで、観ているだけでニヤニヤしてしまうほど大好きなトップコンビさんだ。
お芝居でもお2人の場面はとても息がピッタリで、相性がいいんだなぁといつも感じていた。
トップ娘役時代には、「大江山花伝」、「カサブランカ」「TRAFALGER-ネルソン、その愛と奇跡ー」、再演「銀ちゃんの恋」、「誰がために鐘は鳴る」、「ヴァレンチノ」、「クラシコイタリアーノ」、「仮面のロマネスク」、「華やかなりし日々」など圧巻の演技力で、大人の雰囲気の心理表現が難しい役どころのヒロインを演じていたと思う。
「仮面のロマネスク」は録画鑑賞したが、本当に素敵で妖艶で、野々すみ花さんのメルトゥイユ夫人が歴代のタカラジェンヌさんの中でも私は1番素敵でよかったと思っている。
「誰がために鐘は鳴る」はまだ観劇できていないのだが、野々すみ花さんのマリアはとても評価が高かった作品と聞いているので、是非鑑賞したいと思っている作品だ。
タカラヅカ・スカイ・ステージさん是非とも放映してくださいませ。
「ふしぎ発見!」のミステリーハンター
2012年に惜しまれつつ宝塚を卒業されたが、その後も舞台やドラマにも数多く出演され、ご活躍されている野々すみ花さん。
バラエティー番組の「ふしぎ発見!」のミステリーハンターにも出演されていて、その美しさと気品あるお姿は今も変わらない。
卒業されてもテレビでそのお姿を拝見できるととても嬉しくなってしまう。
そして元気をいただける。
タカラジェンヌさんは卒業されてからの人生の方が長い。
キラキラ輝いている笑顔を見せていただける喜びをかみしめながら、私もまだまだ頑張れる気がしてくる。
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