こんにちは、まりんばぁです。
私は宝塚のラインダンスが大好きだ。
お芝居の後やショーで必ず行われるラインダンス。
公演によっては、20人ほどの少人数の時もあれば100人以上で行われたこともある。
特に感動するのが初舞台生によるラインダンス。
宝塚音楽学校で学び、苦楽を共にしてきた同期生全員による最初で最後のラインダンス。
初舞台の公演を終えた後はそれぞれの組に配属となり、同期全員で同じ舞台に上がることはもうなくなてしまうのだ。
同期の絆はとても強く、初舞台生特集の番組を観るといつも感動してしまう。
40人前後の同期生がとびっきりの笑顔でラインダンスをする姿はとても清々しく、心が洗われるような気がする。
ときには背の高い生徒を中心に袖の方の生徒はだんだん背が低くなっていくのだが、体格差を気にしないほど足上げがとても揃って凄いなぁといつも感動してしまう。
笑顔でやっているので簡単そうに見えるけど、あんなに高く足を上げ続けるのってとても大変なことだろうし、みんなと足の高さを常に合わせるのだって並大抵の努力ではできないことだと思う。
身体能力が高い生徒が多い年はアクロバット的な振りもあって、その年ごとの個性が出ているのも魅力の1つだ。
初舞台生によるラインダンスは宝塚大劇場で行われ、同じ公演が東京宝塚劇場に来たときはラインダンスのメンバーは少し年上の上級生が加わり少人数体制で行われる。
このラインダンスも少しフォーメーションが変わったりしてリニューアルされているので飽きることはないし、新たな発見があったりして面白い。
初舞台生が絡まない通常公演のラインダンスも、中心になるジェンヌさんが重要な振りをするのでそこに注目してラインダンスを楽しんでいる。
重い内容のお芝居だったりした後は、特にこのラインダンスで暗くなった気持ちを解消してくれるし、私の中ではラインダンスを観ないで宝塚観劇は終わらないと言っても過言ではないくらい重要なものになっている。
なんだろう、ラインダンスってジェンヌさんたちが登場から終わりまでずーと思いっきりの笑顔を振りまいてくれるのがとても気持ちがいいんだよね。
ジェンヌさんには絶対笑顔が似合う。
お芝居の場面によっては悲しい顔だったり、苦しい顔、怒った顔もしなくてはならないけど、ラインダンス中はみんなが笑顔。
ジェンヌさんたちの思いっきりの笑顔を見せていただいて癒されているのだ。
これが大好きな理由なのかもしれないな。