こんにちは、まりんばぁです。
宝塚を愛し、星組を紅ゆずるさまをこよなく愛する私。
歴代の元トップさんの公演を1980年代から録画鑑賞しているが、星組の場合は生え抜きでトップさんになった方が多いように思う。
紅ゆずるさまを筆頭に、柚希礼音さん、現在トップの礼真琴さんは入団からずーと星組で活躍してトップとなった方。
2000年以前は組替えが激しかったのか、生え抜きのトップさんは稔幸さんぐらいかな?
安蘭けいさんのように雪組スターで活躍してその後星組に組替えされて、2番手スターを長く経験されてトップになったという人事もあったけど、安蘭けいさんの場合は星組での活躍も長かったから、私的にはずーと星組にいた方のように感じている。
それと異なり、香寿たつきさんと北翔海莉さんの場合はいきなりトップとして星組に来られたので私には想像もつかないほど大変だったと思う。
香寿たつきさんは花組→雪組→花組→雪組→専科→星組トップと目まぐるしく組替えを経験されている。
海外公演でも重要なポジションで何度も経験されていて、オールマイティーというイメージ。
本来ならば雪組でトップになるのが私的にはしっくりくるのだが、突然に星組のトップになったというイメージだった。
北翔海莉さんも月組→宙組→専科→星組トップと組替えを経験されている。
この方もオールマイティーで努力の人。
何でも練習して習得してしまう凄い方。
楽器演奏はもちろんブルトーザーの免許までとってしまった。
宝塚って何でもできちゃうオールマイティーの方は割と日の目を見ることができないイメージで、他のオールマイティーなタカラジェンヌさんたちの中には、トップになることなく卒業されてしまった方もいる。
突然の初めての組でのトップ就任は本当に大変だったことと想像するが、香寿たつきさんも北翔海莉さんも短い期間ではあったが、本人しか成しえなかった素晴らしい公演を残されたと思う。
香寿たつきさんの「プラハの春」や北翔海莉さんの「こうもり」がその例だと思っている。
就任期間の長さが評価の対象ではなく、短い期間でも印象に残る公演をされてとても素晴らしいトップさんだったと思う。
キラキラ輝いているトップさんの中には人知れず苦労していることが本当に多いんだなぁとあらためて感じている。
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