こんにちは、まりんばぁです。
宝塚を愛し、星組を、紅ゆずるさまをこよなく愛する私。
宝塚には時を重ね何度も公演されている名作、至宝と言っていい作品が沢山ある。
「風と共に去りぬ」もそのひとつだ。
「風と共に去りぬ」初演は1977年月組公演
宝塚の場合、ヒロインのスカーレットを演じるのは娘役さんではなく、男役さんが演じられている。
しかも、スターと呼ばれる限りなくトップさんを狙えるであろう有望なスターさんが演じられている。
初演の新人公演のスカーレットはあの大地真央さんで、私は作品を観ていないので想像でしかないが、さぞかし美しいスカーレットだったことであろう。
1970年代6回、1980年代2回、1990年代4回、2000年第3回、2010年代4回
初演から2015年までに20回近くも公演されている人気があるこの「風と共に去りぬ」。
宝塚歌劇でトップさんが初めて髭を付けての演技ということでも話題になったらしい。
トップさんの髭を付けたお顔を初めてみたファンの方たちはさぞかし驚きとショックを隠せなかったことだろう。
お美しいお顔に髭なんて想像もつかないもの。
でもそこはプロなのね、過去の公演の写真などを見ても、どのバトラーも髭が板について、それは素敵だもの。
紅ゆずるさまのバトラーはセクシーで情熱的
歴代バトラーを演じられた方は、男役の中の男役と言ってもいいほどの評価の高い轟悠さんや榛名由梨さん、鳳蘭さん、麻実れいさん、天海祐希さんなどそうそうたるメンバー。
演じられるお方が変われば、バトラーも男臭かったり、ニヒルだったりするわけだが、私は紅ゆずるさまのバトラーが1番のお気に入りだ。
黒塗りメイクに髭の紅ゆずるさまはとにかくイケメンでビジュアル最高だ。
そして嫉妬に狂いスカーレットの頭をつかんでのシーンは鬼気迫るものがあってとても素晴らしかった。
不器用でスカーレットへの愛をうまく伝えられない心理を巧みに表現されていてとても感動した。
礼真琴さんのスカーレットも可愛いだけでなく、強くしたたかな女性を演じられていて、お2人の息がピッタリでとても良かったと思う。
紅ゆずるさまは当時体調不良だったのにも関わらず、とても素晴らしい演技をされたことは後で知ったことだが、本当に凄い方だとあらためて尊敬する。
「風と共に去りぬ」の再演を心待ちにする
時代背景やお話の内容からか、2015年以来「風と共に去りぬ」は公演されていない。
いろいろな問題をクリアしなければならないとは思うが、今のタカラジェンヌさんでまた公演されることを切に願う。
自分勝手な配役を思い浮かべながら、今日もまた得意の妄想で夜寝るまでの時間を過ごすことにしよう。
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