こんにちは、まりんばぁです。
2014年に宝塚と出会い、タカラヅカ・スカイ・ステージを8年強視聴し続けている。
1980年代から現在に至るまでの公演を余すことなく放送してくれるとても有難い番組で、私の宝塚への知識と愛情はこのタカラヅカ・スカイ・ステージの視聴からくるものが大きい。
どの時代にも素敵なトップさん、スターさんたちがひしめき合っているので、退屈したり、飽きたりすることは全くない。
入団して間もない頃からトップさんになって卒業していくまでを一緒に体験できるのも魅力で、私は1人のジェンヌさんに絞って下級生時代から卒業するまでの公演を時系列に観るのが大好きだ。
どの時代にも物凄くオーラを放って舞台の上でキラキラしているジェンヌさんたちが沢山いて、私を魅了して止まない。
トップさんというのはもちろん1人で、2番手スターさん、3番手スターさんと続くのだが、必ずしもエスカレーター式にトップさんに成れるわけではないらしい。
どの組もスターさんと呼ばれる方たちが数年の間にトップになることは稀ではないが、この方は次のトップさんに間違いないだろうと思われていたのに、トップになることなく卒業されていったジェンヌさんたちも少なくない。
タカラジェンヌさんたちは成績順というのが鉄則で、成績のいい方は割と早い時期から役が付いたりしているらしいが、最下位の成績のジェンヌさんであっても、バレエで優秀な成績を残した方とか、日本舞踊の名取さんであるとか、一芸に秀でた優秀な方。
成績が最後から数えて2番目だというのにトップになった、真矢みきさんや我が愛する紅ゆずるさまもいるくらい誰でもトップに成れるほど優秀な方たちの集まりだ。
ましてやスターと呼ばれるようになったジェンヌさんたちはその中でも人気・実力を認められているので、誰がトップに成ってもおかしくない。
そんな優秀な方たちの集まりの中のスターであってもすべてのジェンヌさんたちがトップに成れないのだ。
非情というべきか、勿体ないというべきか。
それだけ層が厚くてピラミッドの頂点に君臨するのは大変なことなのだろう。
勝手な想像でしかないが、その時の宝塚歌劇団の方針や公演の内容とか、相手役さんとの相性とかいろいろな要素が絡み合って運悪くトップさんになれなかったということもあるのではないか。
そんなトップになることなく卒業されてしまったジェンヌさんたちも在団中は実にキラキラ輝いて、観る側の私たちに希望と感動を与えてくれた。
すべてのジェンヌさんたちがキラキラ輝いて素敵なことに感謝し、これからも宝塚を応援していきたい。