こんにちは、まりんばぁです。
宝塚を愛し、星組を紅ゆずるさまをこよなく愛する私。
いつの時代の公演を観ても本当に素晴らしい作品ばかりで録画ディスクを何回も鑑賞している私。
昭和から令和に至るまで本当に素敵なカッコいいトップさんがいらして、飽きることはない。
数々の歴代トップさんについて語ってきているが、今回は麻路さきさんについて語りたいと思う。
麻路さきさんは月組に配後、星組に組替えされて、1994年に星組トップに就任された。
ピアノの腕前には定評があって、1995年公演の「国境のない地図」のオープニングにピアニスト役で堂々とピアノを生演奏された。
麻路さきさんは演技やダンス、セリフに至るまで凄く色気があって、相手役の白城あやかさんや、月影瞳さん、星奈優里さんとの絡みが本当にセクシーだった。
手の使い方や仕草がスマートでいちいちドキドキしてしまう。
特に1996年公演「エリザベートー愛と死の輪舞ー」のトート役は前年の歌で魅せる一路真輝さんとはまた違った魅力の妖しい、苦悩する、ちょっと人間味のあるトートでとても素敵だったと感じている。
人間と死が愛し合うという、かなり無理な設定を納得できるような2人のやり取りがあって、最後エリザベートと死の象徴・トートが幸せそうに抱き合って迎えるラストシーンには感動を覚えたほどだった。
お芝居の内容には現実では起こりえない内容のものも多いが、全て観ていて違和感を感じないのもミュージカルの魅力。
それを成立させているのは間違いなくタカラジェンヌさんたちの素敵な演技のたまものだと思う。
麻路さきさんはダンスでもとても色気があって、同じ振りをしているタカラジェンヌさんたちに比べても私は特に色気を感じてしまう。
何が違うのか、私はダンスについて詳しくもないし、実際に踊ることができるわけでもないが、観ていてとても引き込まれるのだ。
人それぞれ感覚や好みが違うので誰でもそう感じるわけではないと思うが、私にはドストライクでドキドキしてしまうのだ。
平成の始めの頃のトップさんたちは他の組のトップさんたちにも言えることだが、とても落ち着いた、大人の雰囲気の方が多かったと思う。
相手役さんもやはり大人の魅力満載の美人さんが多くて、時代と共に雰囲気が変わっていくようだ。
現在の容姿端麗過ぎて異次元のトップさんたちももちろん大好きだが、大人の雰囲気の昭和・平成時代のトップさんも素敵で、だから飽きることなく、宝塚をずーと愛していけるのだろう。
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