
こんにちは、まりんばぁです。
補聴器を付けるようになって約1ヶ月が過ぎた。
ささやき声が聞こえなかったり、後ろから呼び止められる声に気付かなかったりで、聞こえが悪くなってきている自覚をし、耳鼻科に行って検査していただいたら中程度の難聴であることがわかった。
対面で人と会話をしたりすることには何も問題はないけれど、内緒話のような小さな声になった途端聞き取れなくなってしまう。
これから再就職を控え、どんな職業に就くかわからないが、相手に対して何度も聞き返すことにでもなれば失礼だし、業務にも支障をきたすことになれば大変なので思い切って補聴器を付けることにした。
補聴器を付けるようになってからは、本当によく聞こえて、今までテレビの音もかなりの音量でないと聞き取れなかったのが、今までの半分以下の音量でもバッチリ聞こえるようになった。
5メートルぐらい離れたところで会話している人たちの声も聞こえるようになり、本当に今まで聞こえていないことが多かったのだと実感している。
いろいろなシーンに慣れるため積極的に外に出て、交通量の多い道を散歩してみたり、多くの人の声がするカフェなどに行って、いろいろな音声を感じ取って慣れるようなトレーニングをしている。
1ヶ月も経つといろいろな音に慣れることが出来て、補聴器を付けて良かったと心底思っている。
その反面、今まで聞こえていなかった小さな音が本当に大きく聞こえてびっくりの連続である。
自分の歩く足音、ドアの開閉音、お湯の沸く音など、今までとは比べ物にならないくらい大きな音で聞こえる。
とりわけ散歩中や、家の庭に来る鳥さんの鳴き声が本当に大きく聞こえる。
仲間を呼んでいるような鳴き声はさえずるというより、悲鳴のようにさえ聞こえる。
鳥さんって今までか弱く、小さな声で鳴いているイメージだったのが、力強い存在に変わってしまった。
夕方になると家の近くの電線に数十羽の鳥さんが集まっての鳴き声はもう騒音に近い感じ。
でも、みんなで今日1日頑張ったねって言っているようで、鳥さんたちも頑張っているから私も頑張ろうという気持ちにもなれる。
どんなに小さな生き物も毎日頑張って生きている。
そんな生活音をまた聞くことが出来るようになって本当に良かったな♡

