こんにちは、まりんばぁです。
旦那が脳腫瘍で入院して3ヶ月めを迎えている。
入院手術で生死を危ぶまれるような病気にも関わらず、最近の旦那は病気以前の高圧的な旦那に戻ってしまった。
毎日のように来るメールや電話での要求ごとや指示に最近の私は精神が壊れかかっていて、耐え切れずにわずかな時間でもいいから癒しを求めに実家に帰ってきた。
日程的に母をいろいろなところには連れて行ってあげられないけれど、家でゆっくり話を聞いてほしくて突然帰ると告げて帰ってしまった。
母は今置かれている状況をとても心配してくれて、話もじっくり聞きたかったらしく、突然の帰省をとても喜んでくれた。
母の妹夫婦、私にとって叔母さん夫婦も私のことを小さいときから可愛がってくれていて、今回の帰省を聞いて、日帰り温泉に連れて行ってくれた。
2人とも80代。
でもまだまだ元気で、せっかく帰省してきたのだからと紅葉を見にも連れて行ってくれて、山を2つ越して秘境の温泉に連れて行ってくれた。
スポーツタイプの車に母と私も乗っての山道ドライブ。
紅葉を求めてものすごい山道をどんどん登っていく車。
私はすぐに酔い始めてしまったのに、母は90歳になったというのに車に酔うこともなく、楽しそうに叔母夫婦との会話がはずむ。
私にもたびたび話をふってくれるのだが、気持ち悪くて会話に全然集中できなかった。
山奥の民家でやっているお店でたらふくお昼を食べて、3人ともとても満足していたというのに、私は車酔いのため食欲もあまりなくて少ししか食べることが出来なかった。
温泉に入ってようやく車酔いから覚めた。
温泉も長いこと母と叔母は入っている。
私は湯あたりしそうでそんなに長くお湯の中に入っていられないけれど、本当に2人ともタフだ。
私がいなくてもこの3人で週に1度のペースで遠くまでお昼を食べにいったり、温泉に行っているそうだ。
道の駅でお買い物をしたり、本当に楽しそうだけど、パワフルでついていくのがやっと。
私が1番若いはずなのに1番おばあさんみたいだった。
母の姉妹たちはとても仲が良くて、私が子どもの頃から家族総出でしょっちゅう旅行や行楽に出かけた。
それが今でも続いていて、みんな元気だ。
日ごろからパワフルな人って、高齢になってもパワフルなんだなぁ。
母は足が悪いから、歩くことが大変で、車で連れていくことが出来ればどこへでも行ける。
日常生活は支障なくひとりで過ごせている。
なので、ちょっとした手助けで今のところはまだまだ大丈夫そうだ。
母のサポートのためと言っている帰省しているけれど、どちらかというと私が母にサポートしてもらっていることの方が多いかもしれないな。