こんにちは、まりんばぁです。
35年以上続いた辛かった旦那との生活に別れを告げ、実家に戻って去年の年末から新生活を始めた。
慌ただしく引っ越しをして、あっという間に2週間近く過ぎた。
住所変更や軽自動車のナンバー変更などの手続きで忙しく動き回ってお正月を迎えた。
90歳の母と私の二人だけの年越し、お正月なので、大量の料理を作ることもなく穏やかに時間が過ぎている。
ただ、今まで独り暮らしだった母のところに私が転がり込んできたのだから、荷物をどこに入れるかでその後片付けが大変だった。
母は良く言えば「おおらか」、悪く言うと「無頓着」な人。
着ていた服を所かまわず脱ぎ散らかしたり、洗濯するものと、洗濯済みのものを一緒にしたり、食べ物と外に置くような置物と一緒にしたりする。
物入や食器棚、果ては冷蔵庫の中まで謎のものが大量に詰まっている。
そのことはもう何年も前から実家に帰ってくるたびに気になって母に助言をしていたのだが、もともと頑固な性格もあって部外者の私の言うことは聞こうとしなかった。
でも、これからは一緒に住んでいくのだから、衛生面だけはしっかりして欲しくて、正月早々勝手に整理をし始めている。
もちろん母はとても不機嫌で、今まであったところに物がないと怒っている。
でも、何でもかんでも考えなしに詰め込むので、下から干からびた食物や片方の靴下とか出てくる。
そういえば高校生になった頃から私が早く独り暮らししたかったのって、母の無頓着さに嫌気がさしていたからだったっけ。
性格は変わらないので、母の領域全部を侵さないように、それでも衛生面や清潔さを保つようにこれからも嫌な顔をされても片づけていくつもりだけどね。
その46へつづく