終の棲家

薔薇色になりつつある私の人生その114
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こんにちは、まりんばぁです。

旦那と別居して実家に戻ってきて半年で母から実家を追い出されて地元のアパートにひとり暮らしを始めて2ヶ月。

今住んでいるお城はとても快適で楽しく暮らしている。

本当は実家でもう少し暮らして地元での生活が安定してからひとり暮らしをするつもりでいたけれど、何の準備もしていないのに突然実家を追い出されてしまった割にはとても条件の良い物件に巡り会えることが出来た。

最低でも年金が支給開始されるまではこのお城に住むつもりで、またそのあとは引っ越しすることもありうるのかとふと思い、リリィちゃんに話したところ、年齢も年齢だし、歳を取ってから新しい物件を探して契約するにはハードルが高くなるし、今のお城のままでいいじゃないと言われた。

そうだよね、特別住みたい地域があるわけでもないし、今のお城からリリィちゃんの家もいとこの家もそれほど遠くないし、生活するのには何でも揃っていて便利だし、、、、

ただ車を乗れなくなってしまったら不便に感じるだろうけど、その時はもう施設に入っているか病院に入院しているかもしれないし、随分先のことを心配してもしょうがないかぁ。

今のところ何も不便を感じないということはこの先もそう不便にはならないだろう。

しかし、人間はわがままな生き物で、こんなどん底の状態に落とされても未来は明るくあってほしいと願い、いろいろな欲求が出てくる。

今のお城は1Kだけれど生活に余裕が出来たらもう少し広いところに住みたいとか、小さな画面のポータブルブルーレイレコーダーではなくてもっと大きな画面のテレビで宝塚公演を観たいとか、先が見えないくせに欲求ばかり募ってくる。

現状に満足することなく欲求がとめどもなくあふれてきてしまう、、、、

まぁ妄想だけに留めておいて冷静に考えるとこのお城は家賃も安いし、便利なことばかりで終の棲家でも申し分ないと思う。

自分があと何年生きるのか、寿命をあらかじめ知ることが出来ればその日に向かっていろいろとやりたいことや心配事を済ませることも出来るだろうけど、それは不可能なことだから、1日、1日を大切に楽しく生きていくしかないよね。

自分ひとりだけの生活。

誰にも支配されない生活。

最初は自由過ぎて戸惑ってしまっていたが、これからは小さなことでも生きがいを感じ、夜寝るときに「今日も楽しかったな」と思える1日となるように心がけていくようにしよう。

たまにはショッピングしたり、美味しいものを食べに行ったり、そんな小さな幸せがこの先も続いていきますように。

その115 へつづく

このお城が終の棲家
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