転院当日ー思った通りだよ、、、

山あり谷あり私の人生その20
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こんにちは、まりんばぁです。

プチ家庭内別居宣言してからあっという間に1年が過ぎた。

その生活にも限界が生じ、いよいよ別居することに覚悟を決めた矢先に私の人生は、思いもよらない方向に進み始めた。

前回の「1日に何回も来るメールに怯える」の続き。

昨日ようやく転院することが出来た。

転院先の病院には朝の9時30分前には到着するようにと言われていたので、入院している病院には朝8時過ぎに迎えに行った。

旦那は前日までのメールでいろいろと指示してきていて、転院当日は病院の朝食はキャンセルして、おにぎりかパンを私に買ってこさせて車の中で食べるという要求には、移動中何が起こるかわからないため、ちゃんと食事は病院で済ませて欲しいと何回も返信したのに、案の定当日は朝食を取っていなかった。

面と向かってもう一度車の中は場合によっては急ブレーキをかけることもあるので、食事はできないから、何も買ってきていないと伝えると急に不機嫌になってしまって、転院先の病院に着くまでの車の中では一言も口をひらかなかった。

転院先の病院に着くと打って変わっておしゃべりが始まって、私に対してだけではなく、受付の職員さん、たまたま応対してくださった看護師さんなど手当たり次第に話しかける。

入院手続きのために通された部屋で、主治医の先生と担当の看護師さんと旦那と私の4人で長い時間いろいろな説明を受けたり簡単な検査をしていただいた。

時として私に質問されて、それに答えている時にでも旦那はいちいち話に加わってくる。

話を中断しておいて、内容を違う事柄に変えてしまうので、元に戻すのにいちいち時間がかかる。

今まで入院していた病院でも少し前からこの傾向が出ていて、看護師さんたちがかなりやりづらそうに見えていたけど、こっちの病院でもこんな感じでまたみんなに迷惑をかけるんだろうな。

旦那は自分が気になったこと、話したいことがあると相手が誰だろうと見境なく話しかけたり、一方的に話し始める。

これが病気の後遺症と今までの旦那を知らない人は考えるかもしれないけど、結婚した当初からずーと変わらずしている行動。

もともとの思考に戻っているということは回復している証。

体の機能を調べる簡単な検査も、主治医の先生からは「脳の画像を見た印象よりもはるかに体の状態がいいので、リハビリの先は家に帰ることが出来ますよ」とお墨付きをもらって、旦那は嬉しそうだった。

反対に私は「えー?帰って来れるの?」と内心がっかりしていた。

「高次脳機能障害」というものは必ず症状としてあるはずで、何十通りもある症状をこれから1ヶ月じっくりと時間をかけて検査が行われていくそうだ。

体も十分動かすことが出来て、見た目は普通に会話も行動することも出来るけど、実は「高次脳機能障害」というあまり一般的には理解されていない障害があって、これから家族が支えていくことになる。

思った通りの旦那のマシンガントークのせいでほぼ1日がかり。

それから家に帰ってから昼食をとることが出来たのが3時過ぎだった。

丸一日旦那のマシンガントークに振り回されて、本当に疲れてしまった。

先のことを考えるとどんどん不安になるけど、とりあえずはこれから1ヶ月、まだひとり暮らしを続けることが出来る。

その21へつづく

それって今話すことじゃないよね
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