こんにちは、まりんばぁです。
プチ家庭内別居宣言してからあっという間に1年が過ぎた。
その生活にも限界が生じ、いよいよ別居することに覚悟を決めた矢先に私の人生は、思いもよらない方向に進み始めた。
前回の「孤独死の心配」の続き。
旦那が脳腫瘍で入院・リハビリのために転院して早3ヶ月。
驚異的な回復力で病気になる前の高圧的な旦那に戻ってしまい、退院後の生活を想像するたびに恐怖と絶望に襲われている。
考えれば考えるほど私の精神状態がどんどん悪くなっていくのを自覚しているし、もう消えてなくなってしまいたいとさえ思ってしまっている。
旦那とプチ家庭内別居していた頃と同じような精神状態に戻ってしまい、よく眠れなくなって夜中に何度も起きてしまう。
介護認定審査会が今週行われるそうだが、旦那の最近の様子からおそらく介護認定はつかないだろう。
転院当初、最低でも1カ月はかかると言われているので、旦那の詳しい検査結果が出るのには月末まで待たなくてはならないし、検査結果の報告を受ける時は施設ではなくて家に帰ってくるプランで話が進んでいくだろう。
あの高圧的な旦那が家に帰ってきて、私が介助して生活を支えていくなんてとても考えられない。
でもそんな道筋が見えてきてしまっている。
検査結果を聞くまで黙っておとなしく待っているなんて蛇の生殺し状態と一緒だ。
悶々と過ごしていると私の精神が持ちそうもないので、今入院している病院に旦那が同席しないで私の今の気持ちを相談できないか問い合わせをしてみた。
大きな病院だけあって相談室というものが設けられていて在宅ケアや入院治療あるいは、重度障害を抱えての退院等によって生じる社会生活上の問題や心理的な不安などに対し、3名の専任の医療ソーシャルワーカーが患者さんや家族の方の相談に応じてくださるそうで、予約して私も相談することができた。
専門の相談員さんだけあってとても話しやすく、私の愚痴に近い話を熱心に聞いてくださった。
家庭内別居するくらい夫婦仲が冷め切っていて、別居寸前で旦那が予想外に入院してしまったこと、意識が入院前に戻っているのに、今までのことがなかったかの如くまた私を指示し支配しようとしていることなど包み隠さずに話をさせてもらった。
相談内容を加味してこれからのことを一緒に考えてくださると約束をしてくださった。
私が相談したところで、旦那の病状に変わりはないし、担当医の先生がどんな判断を下されるのかはわからないけど、このまま何もしないで、仲のいい夫婦と思われるのは我慢ならない。
結果に影響しなくてもどんどん声に出して、自分の気持ちや希望をこれからも伝えていくつもりだ。
行動しないと何も変わらない。
今回の相談で少しは私にとって安心できるように話が進むことを願っている。
その27へつづく