こんにちは、まりんばぁです。
旦那と別居して実家に戻って4か月。
今年91歳になる母と二人で暮らしている。
母の心無い暴言や行動に振り回されている日常を何回か投稿している。
母のこれまでの人生、割と思い通りに過ごしてきていると感じている。
気が強くてどんな時も自分を第1に考えて行動してきた人。
昭和という生きずらい時代でも習いごとや趣味を満喫していた人。
自覚は無いみたいだが姉を贔屓していた人。
私は子どもの頃から本当に可愛がってもらったという思い出が無い。
そんな母が90代になってから同居をするようになって、今直面していることはその延長のように感じていた。
しかし、何回も衝突を繰り返してきて、最近は少し母に対する感じ方、考え方が変わりつつある。
ある程度の要素は残っているとは思うが、最近の母の言動や行動を冷静に見つめ直してみると、それは高齢者独特のもので以前の母とは違ってきているのかなと思うようになった。
今という瞬間を生きていて、その先のことを考えることが出来ないみたい。
目先にあったものは人のものだとか自分のものだとかという認識はなくて使用する。
記憶が曖昧になって過去の記憶とごちゃ混ぜになって物がないと私を泥棒呼ばわりをする。
暴言を吐いたことを瞬時に忘れる。
私が同居しているということ、私の存在自体を忘れたような行動をする。
上げていけばキリがない。
そのどれも気にしていたから私の精神がおかしくなってしまっていた。
言い方は悪いが正常な判断・認識が出来なくなっている母に普通の感情や行動を求めても無駄なんだ、そう思うことにしないとこの先やっていけない。
人前ではものすごくしっかりした受け答えや行動が出来ているのでついまともなんだと錯覚してしまうが、母の全てを期待しないで、あきらめて接するように気持ちを切り替えていかないとダメな気がする。
過剰に気を遣うことも辞めて、無理のない接し方を模索して、私自身が壊れないように、母にもストレスに感じないように過ごせるようにしていくしかないな。
その77 へつづく


