こんにちは、まりんばぁです。
プチ家庭内別居宣言してからあっという間に1年が過ぎた。
その生活にも限界が生じ、いよいよ別居することに覚悟を決めた矢先に私の人生は、思いもよらない方向に進み始めた。
前回の「旦那の介護認定の申請」の続き。
8月末で仕事を辞めてからの私はとにかく忙しい。
旦那の入院でお金の工面とか、必要な衣類や雑貨の調達の買い物、転院先候補の病院へ面談、行政の手続き、自分の失業手当の申請などとにかく毎日出歩いている。
病院からの連絡や呼び出しは決まって午後の2時過ぎなので、用事は午前中に済ませている。
転院先候補の病院やハローワークは車でも1時間ぐらいかかってしまうくらい遠方なので、朝早くから出かけないと午前中に帰って来れない。
仕事をしていた頃よりも早く起きて予定をこなす毎日を送っている。
旦那所有の車やバイクの処分や自分の失業手当の申請などで住民票や印鑑証明とかが必要とか、相談のために普段はあまり行く用事のない市役所に何回行ったことか。
いろいろな手続きには専門用語が多くて、何をどうしたらいいのかわからなくて、理解ができていないまま言われた通りにしていて、本当にこれで大丈夫なのかと不安になることも多い。
一気にいろいろなことが起こり過ぎて、私の精神も体力も限界に近づいている感じがする。
神経が張り詰めているせいなのか、状況が落ち着いていないせいなのか、しばらくは晩酌をする気にもならないでいた。
先日やっと担当の医師から了解を得て、遠方の実家に帰った時に、母とビールで乾杯したのだが、全然酔えなかった。
母に会って緊張の糸が少しは緩んではいたが、心では心配事が多くて酔うまではいかなかったのかもしれない。
何も心配することがなくて、焼き肉をしながらゆっくりお酒を飲める日はいつになることやら。
闘病中の旦那が一番大変だとは思うが、私も少しはほっとする時間が欲しいなぁ。
その16へつづく