今年の夏休みは孫と「鉄拳３」にハマった。
私は若い頃はゲーム好きで、高校生の頃はゲームセンターでマリオブラザーズの「ドンキーコング」やシューティングゲームの「ギャラガ」をよくやっていたほど。
任天堂からファミコンが発売されるとお金を貯めて購入し、「マリオカート」や「霧の村雨城」などをよくやった。あと「鬼ヶ島」、懐かしいなぁ。
子育てに一段落する頃にはプレイステーションが発売され、特にプレイステーション２は名作のゲームが沢山あり、その中でも「バイオハザード」と「鉄拳」は大好きだった。
「バイオハザード」は子どもを寝かしつけてから旦那と時間つぶしにしていたのだが、なぜか謎解きは旦那でゾンビを殺すのは私の役目だった。
「鉄拳」は息子とよく対戦したゲーム。
息子は攻略本を研究し、コンボを習得して対戦を臨んでくるのだが、私はパッションというか、感覚だけで臨むタイプ。
とりわけ力勝負のお相撲さんの巌竜が得意でいつもその巌竜で息子を負かしていた。
この夏、孫と「鉄拳３」をしてその楽しかった思い出が蘇ってきたのだ。
孫とやっていたゲーム機はプレイステーションクラッシックという小型のゲーム機で、20種類のゲームが内蔵されている。
その中に「鉄拳3」と「バイオハザード」が含まれていたので、数年前に購入したものだ。
孫と「鉄拳３」をしていると、ふと幼かった頃の息子と孫がダブって見えて、自分が若い頃に戻ったような気になってしまった。
孫はどうしても勝てない相手になると「ばぁちゃん、お願い！」と言ってコントローラーを私に渡す。
「はいよ♡」と返事しながらその相手を負かせると爽快な気分になった。
ただ残念なことに「鉄拳３」には私が得意とする巌竜がいないのだ。
夏休みが過ぎてからも悶々として、未消化な気がしてならない。
YouTubeで「鉄拳」シリーズの動画を見て、ますます巌竜が出る「鉄拳２」や「鉄拳タッグトーナメント」がやりたくなってしまった。
2つとも以前持っていたゲームだったが、プレイステーション２と共にハードオフに随分前に売ってしまって家には無い。
なんかやりきれなくて、ネット検索してみると、「鉄拳タッグトーナメント」がアマゾンで新品が１つだけ在庫があることが分かった。
もうこれは買うしかないとプレイステーション2本体も状態の良さそうなものを吟味して購入することにした。
1週間もかからずに配達され、早速動作確認をする。
問題なくゲームをすることができた。
これで心置きなく「鉄拳」にのめり込むことができることになった。
脳活、認知症予防という名目でこれからは、宝塚鑑賞の傍ら「鉄拳」も極めていくぞ！
