宝塚を録画、鑑賞した感想ー大好きな「ル・ポアゾン~愛の媚薬~」

ル・ポアゾン愛の媚薬
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こんにちは、まりんばぁです。

宝塚をこよなく愛し、たまに観劇もするが、もっぱらタカラヅカ・スカイ・ステージで放映された過去の公演を録画したものを鑑賞した、自分勝手な感想や妄想を語る内容。かなり独創的な見解を述べさせていただく。

お気に入りのショー「ル・ポアゾン 愛の媚薬」

目次

さすが初演はすごい、月組「ル・ポアゾン 愛の媚薬」

1990年に月組でショー「ル・ポアゾン 愛の媚薬」が宝塚大劇場で初演された。

私の中でトップ5に入るくらい大好きなショーの1つ。この時のトップコンビがが剣幸さんとこだま愛さん、2番手スターが涼風真世さん、天海祐希さんも重要な役どころで出演されている。ショーの序盤は妖精姿の涼風真世さんから始まる。涼風真世さんは元祖フェアリー系ジェンヌさんと言われているだけあって、妖精役がピッタリ当てはまる。場面ごとにアルルカンという役の汝鳥伶さんが「愛の〇〇」という垂れ幕をもって紹介していくストーリになっていて、「愛の誘惑」という場面では、妖精の涼風真世さんと4人の女性の妖精たちが青いリンゴを取り合って、最後に涼風真世さんがジゴロの剣幸さんに投げる。そして場面が変わり男役の群舞が始まるといった流れ。この群舞がセクシーというか、なんと表現したらいいのか言葉に困るのだが、今までの宝塚の振りには無かった斬新ですごく動きのあるダンスで、曲調もとても軽快でこちらまで体が動いてしまうくらい。そしてまた場面が変わり、剣幸さんとこだま愛さんを中心に、セクシーな娘役さんたちと絡みながら踊るジゴロの場面と展開される。ここまでの流れがあっという間で、妖しくセクシーな展開にもうため息の連続であるのに、その後も場面がガラリと変わって、男役4人と女装された男役さんが5人でセクシーに絡みながら踊る。女性の中心が今も振付師で宝塚で活躍されている、その時代のスター、若央りささんで、知らない人は綺麗な娘役さんと思うほどで踊りもしなやかでセクシーだ。そして、パッと明るく天海祐希さんがナンパな男子で、4人の可愛い女性を引き連れて銀橋を楽しい歌と踊りで渡り、下手で迫力のある女役さんに逆につかまってしまうという、ちょっとコメディータッチな展開。

よりパワフル、再演星組「ル・ポアゾン~愛の媚薬Ⅱ~」

2011年には星組で「ル・ポアゾン 愛の媚薬Ⅱ」が地方公演されている。当時のトップコンビが柚希礼音さんと夢咲ねねさん。2番手スター凰稀かなめさんが宙組に組替えされる最後の公演。柚希礼音さんと夢咲ねねさんと凰稀かなめさんの3人共に長身でスタイルが抜群なので、とても美しかった。ここまで美しい並びは他にないんじゃないかなと思うほど。凰稀かなめさんは初演の涼風真世さんのパートをされていた。この方もフェアリー系で妖精役はピッタリ。ショーの全体で彼女の宙組への組替えを見送る流れになっていたように感じる。ジゴロの群舞はダンスの名手、柚希礼音さんだけあって、剣幸さんの時より多く回って、ダンスの振りも大幅に増えているような気がする。周りの男役さんたちもダンスが得意の方が多く、細かい振りまでピッタリと合っている。その後のセクシーな女性の絡みも夢咲ねねさんが妖艶すぎて、周りの娘役さんたちもセクシーすぎてクラクラするほど素晴らしかった。そしてその後のシーン。女装した男役さんの中心が壱城あずささん。なにこの美しい人は、誰?と一瞬わからなくなるくらい。元々美人さんで男役さんの中でもひと際美しさが際立っていたけれど、、、、娘役さんより綺麗じゃない?と思ってしまった。残りの大輝真琴さん、瀬稀ゆりとさん、碧海りまさん、千寿はるさんも全然娘役さんで通用するわぁと感激、納得。ナンパな男子の役は夢乃聖夏さん。天海祐希さんの時よりもっとコミカルで最後に女装した男役の美稀千種さんに逆に捕まえられるところは絶妙だった。その後の展開は初演の月組のものとは異なり、1991年に星組で公演された「ナルシスノアール」というショーの内容で構成されている。

違う雰囲気、同じ年の花組「ル・ポアゾン~愛の媚薬Ⅱ~」

同じ2011年に花組で「ル・ポアゾン~愛の媚薬Ⅱ~」がやはり地方公演されている。内容は星組と同じで、トップコンビが蘭寿とむさんと蘭乃はなさん、2番手スターとして華形ひかるさん、初演の月組の天海祐希演じたパートを望海風斗さん。この頃の花組さんもダンスが上手い男役さんが多く星組とはまた違った雰囲気で素晴らしい内容だった。地方公演となると参加するジェンヌさんの数も大幅に少なくなるので、少数精鋭の方たちで公演されることになるのだが、星組も花組も素晴らしい出来栄えであると感じた。

残念すぎる、再再演雪組「ル・ポアゾン 愛の媚薬~Again~」

そして2021年雪組で「ル・ポアゾン 愛の媚薬~Again~」がやはり地方公演された。トップコンビが、彩風咲奈さんと朝月希和さん、2番手スターとして綾凰華さん、同等扱いで諏訪さきさん。彩風咲奈さんはスタイル抜群でダンスの名手。プロローグから妖しい色気を放ってガンガン踊る。どの組で公演されてもやっぱり「ル・ポアゾン 愛の媚薬」っていいなぁ。なんて思っていたら、「愛の誘惑」の諏訪さきさん演じる、あの妖しい妖精と4人の女性の妖精たちと青いリンゴを取り合って最後にジゴロ投げる場面とジゴロ集団の群舞の後の男性4人とセクシーな女性の絡みの場面がまさかの「音楽著作権上の理由により楽曲をさしかえております」の字幕表示。まったく別の音楽が流れてきた。この場面は曲が変えられてしまっては何の意味もない、、、、ご無体な、、、、暫く声が出なかった。さまざまな事情があるだろう、それは理解できるがなんとも残念。諏訪さきさんの歌声聞きたかったなぁ。あとセクシーな女性の絡みが娘役さんたちで、男役さんの女装でなかったのも私にとっては残念ポイントだったかな。素晴らしいメンバーの公演だっただけに曲の差し替えは残念すぎる、、、、、

音楽著作権上の理由
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