海風を浴びながらカニを食す

カニ丸ごと1匹なんt贅沢
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こんにちは、まりんばぁです。

実家がある地方は海がない。

見渡すかぎり山ばかり。

なので子どもの頃から海へのあこがれが強く、海を目の前にするとテンションが上がる。

上京して独り暮らしを始める前は年に1度は隣の県の海に海水浴に行ったりしていたが、それから40年以上訪れる機会に恵まれなかった。

去年の年末に実家に戻ってきてから、何かと私を気にかけていろいろなところに連れ出してくれるいとこ夫婦と母の妹夫婦とその懐かしい隣の県の海にカニを食べに行くことになった。

1週間ほど前から計画を知らされてとても楽しみにしていた前日の夕飯時に母と大喧嘩をした。

日頃から衛生観念の無さにほとほと呆れていたが、その日も私が夕食を準備している間に母は庭先で作業をしていて、夕食の準備が整ったと同時に家に入ってきた。

そして、そのまま食卓につこうとしたから、「外で作業をしてきたから、手を洗って!」と母に言うと、「私のやることにいちいち口出しをするな」と逆切れされた。

「それなら、私のおかずとお母さんのおかずを分けて食べる」と言ったらものすごく怒りだして、「どこが汚い?そんな小さいことをいろいろ言うならもうご飯の用意をしてもらわなくてもいい」、「いつも好き勝手していて文句ばかり言って!」と反論されてしまった。

外から帰ってきたら手を洗うのって常識じゃない?

感染症のこともあるから、家の中に居たって食事の前には手を洗うでしょう?

なんで普通のことを言ってこうまで反論されなきゃいけないのか不思議でならない。

自分はそれでいいかもしれないけど、他のひとを気にするとかそんな気遣いはできないらしい。

今までも心無い言葉ばかり浴びせられてきて、できるだけ関わらないように母の居るリビングには長居しないで、何もない隣の部屋でひっそりと過ごしているのに好き勝手しているとまで言われて本当に母のことが嫌になる。

母からしたら、私が一緒に住んでいるっていうだけで好き勝手しているという認識になってしまうのだろう。

そんな人ともう一緒に行動したくなくて、その夜にいとこに電話をして、母と喧嘩して険悪な状態だから私は行くことを辞退すると伝えた。

いとこは「私の隣の席に座って車の中でもできるだけ接触しないで、大勢で行動するから平気だよ」と言って辞退することを引き留めてくれたので、その夜も当日の朝も母と一言も口をきかないままカニを食べに行くことにした。

案の定、車の中の母は私たちが喧嘩をして険悪な状態だということは一切見せないで、始終楽しそうに、私と仲の良いアピールをしていて内心とても気分悪かったが、いとこが間に入ってくれたせいで楽しく1日を過ごすことが出来た。

海に着くとゴールデンウィーク真っ只中とあってとても賑わっていて、カニを求める人たちで海辺はいっぱいになっていた。

海辺にシートを敷いて丸々1匹(杯?)を無我夢中で食べた。

始めは大きなカニを目の前にして、とてもひとりで1匹食べつくすことはできないだろうと思っていたが、あまりにもおいしくてペロッと食べてしまった。

海風が酷くて、ちょっと寒いくらいで外で食べるのが不安だったけど、美味しいものを食べるには場所なんて関係ないんだなとつくづく思った。

食べ終わってすぐにまた食べたいという感情があふれたのって久しぶりの感覚だった。

それくらい本当に美味しかった。

母との関係は今だ最悪だが、いとこや友達に恵まれてそれでもこうして何とか楽しく過ごすことが出来ている。

ここ何年かはゴールデンウィークに出かけることもなかったので、とても楽しい1日となった。

カニを食べているときって無言になるよね
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