こんにちは、まりんばぁです。
宝塚を愛し、星組を紅ゆずるさまをこよなく愛する私。
宝塚歌劇団には現在花・月・雪・星・宙の5組が存在している。
どの組も本当に素敵なタカラジェンヌさんたちで魅力にあふれているが、特に宙組は創設26年と一番若い組だが、歴代のトップさんたちは皆さま長身でスタイリッシュだ。
各組はそれぞれ特徴があって、その魅力に惹かれてファンになっていく。
宙組の創設にあたっては、東京宝塚劇場の老朽化による建て替えを機に、新劇場では宝塚歌劇の専用劇場として、通年公演を実施することになったため、その対応をするのに組の増設が必要となり、既存の花・月・雪・星の4組からメンバーを選抜し、同時に団員の大規模な組替えを行って1998年1月1日に宙組が発足設立された。
すぐに1998年1月17日~25日まで香港公演『夢幻宝寿頌』『This is TAKARAZUKA!』を行っていて、とてもハードなスケジュールから始動している。
設立以来長身の男役さんが多く、コーラス・アンサンブルに対する評価が高いとされている。
初代トップの姿月あさとさんも長身でスタイリッシュでとにかく歌がとても上手い。
彼女は真の歌手だと思う。
月組時代は3番手だったと思うが、雪組トップ娘役だった花總まりさんと宙組の初代コンビを組んでの公演は本当にどれも素晴らしかった。
特に今なお上演されている「エリザベート」の1998年~1999年宙組公演は鳥肌が立つくらいお2人の歌唱が素晴らしかったと思っている。
歴代トップには姿月あさとさん→和央ようかさん→貴城けいさん→大和悠河さん→大空祐飛さん→凰稀かなめさん→朝霞まなとさん→真風涼帆さん→芹斗香亜さんだ。
宙組で活躍されたスターさんの中には私が愛する星組から組替えされたタカラジェンヌさんがとても多い。
トップさんの中にも星組出身の方が3人も含まれている。
なので星組の次にいつも気になる組でもあり、お気に入りのタカラジェンヌさんが多い。
去年の本当にあってはならない痛ましい事件の後、宙組について、ひいては宝塚歌劇団について批判やバッシングが今なお続いている。
私は事件に至る経過を知っているわけでもなく、劇団の内情も知っているわけではないから、意見を言える立場ではないが、ただただ宙組のタカラジェンヌさんやその他の組のタカラジェンヌさん全てが以前のようにキラキラと輝いていて欲しいと願うだけだ。
宙組公演の演目は話題性のある優れた作品が多い。
素晴らしい作品の中には地方公演だとか、バウホール公演でしか鑑賞できないものもたくさんあった。
事件の後公演回数も見直されて、スターへの登竜門と言われる新人公演も制限されている。
タカラジェンヌさんの心身の健康を見直しての判断だと思うが寂しい気持ちになってしまう。
そして先日、現在トップの芹斗香亜さんが2025年4月27日に卒業されることが発表された。
本当に苦労人で花組・宙組2番手で時代が長く、特に歌が上手く、歌・ダンス・芝居の3拍子揃ったお方。
立ち姿もノーブルで、上品で気品があって、舞台に登場するとパッと周りが明るくなるようなお方。
まだまだ舞台の真ん中に立っていて欲しかった。
星組に配属されたばかりの頃から注目していたひとりだったので、思い入れも深い。
タカラジェンヌさんの卒業はいつも悲しい気持ちでいっぱいになるが、ことさら芹斗香亜さんに関してはその気持ちが大きくてしばらく立ち直れそうもない。