こんにちは、まりんばぁです。
宝塚を愛し、星組を紅ゆずるさまをこよなく愛する私。
愛する宝塚の貴重な公演を余すところなく放送してくださるタカラヅカ・スカイ・ステージで、この4月に公演されたばかりの星組の地方公演「バレンシアの熱い花」と「パッション・ダムール・アゲイン!」がなんと1回限定で放送された。
専科の凪七瑠海さん主役で、過去に何回も公演された名作「バレンシアの熱い花」と凪七瑠海さんの2020年公演のロマンチック・コンサート「パッション・ダムールー愛の夢ー」を再構成した「パッション・ダムール・アゲイン!」。
ショーの「パッション・ダムール・アゲイン!」では「ル・ポアゾン愛の媚薬」というショーの中の私が大好きな「愛の誘惑」という場面が再演されていて、観ていてすごく嬉しくなってしまった。
「愛の誘惑」の場面は、以前雪組公演の「ル・ポアゾン愛の媚薬~Again~」で「音楽著作権上の理由により楽曲をさしかえております」と字幕表示され、まったく別の音楽が流れてきてとても残念だった場面。
この場面は曲が変えられてしまっては何の意味もないと断言できるくらい、原曲があってその場面が成り立つと思っているくらい原曲が重要なのだ。
そして、今回はその不安を払拭して原曲のままで、2011年の柚希礼音さんがトップの時の「ル・ポアゾン愛の媚薬Ⅱ」を彷彿とさせるくらい「愛の誘惑」の場面は素晴らしいものだった。
相変わらず星組のダンスは元気があって、パワフルで、セクシーだ。
とにかく群舞は全員の振りがピッタリ合っていていつ見ても気持ちがいい。
そして男役さんも娘役さんもみんな表情がとても素敵で、しかもセクシーだ。
私は数あるショーの中でも、この「愛の誘惑」の場面が最も好きな場面で、1990年月組初演の「ル・ポアゾン愛の媚薬」の時から大好きなのだが、やはり星組メンバーでのこの場面が、パワフルでしかもセクシーでお気に入りになっている。
気分があがらないときは好んで観てしまう、そんなショーの1場面。
瀬央ゆりあさんがとてもセクシーで、極美慎さんが以前の涼風真世さん、凰稀かなめさんの役でとても伸びやかな歌声でちょっと涼風真世さんの歌声に似ていてすごくよかった。
天飛華音さんの女装も物凄く綺麗で、一瞬誰だかわからないくらい。
こんな綺麗な娘役さんいたかしらと思わせるほど。
何年、何十年経っても、どんどん素敵なタカラジェンヌさんたちに受け継がれていって、素敵なショーは色あせることなく再演されていくって本当に素晴らしいことだと思う。
素晴らしすぎて、宝塚大劇場や東京宝塚劇場でもぜひ公演してほしいと思ってしまうのは私だけかしら。
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