大変だった劇団四季の「ノートルダムの鐘」観劇

観劇部波乱な幕開け
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こんにちは、まりんばぁです。

7月29日の日曜日に3年ぶりに観劇部が再開された。

観に行ったミュージカルは劇団四季の「ノートルダムの鐘」。

久しぶりの観劇とあって感慨も深く、当日はいつもよりも早く目が覚めてしまった。

公演開始時間はだいたいお昼過ぎで、朝早めの電車に乗り、劇場の最寄りの駅で早お昼を済ませて余裕をもって劇場入りするのがいつものパターン。

観劇部は現在5人なのだが、1人にご不幸があって今回は4人で出かけることになった。

みんな元同じ職場の同僚で年齢にはかなり開きがあるが、ほぼほぼ親子デートみたいな感じで和気あいあいとしている。

当日の朝、何時何分の電車に乗るとあらかじめ連絡を取り合って乗り込み、久しぶりの観劇にワクワクしながらおしゃべりをし始めたのもつかの間、次の駅で電車が止まってしまった。

今いる駅の4、5駅先で信号の確認待ち?信号トラブル?で暫く停車するとのアナウンスが流れた。

最初は気にしないでみんなで楽しくおしゃべりをしていたのだが、10分、20分と時が経ち、40分近く電車の中で過ごすことになってしまった。

それでも何も情報が無く、乗っている電車の路線以外でもその影響で運行見合わせが発生して、東京に出るすべが今のところないし、駅を出たところでタクシーはもう出払ってしまっていて乗ることができそうもないので、そのまま待つことにした。

ようやくハブ駅まで電車が動くことができるとのアナウンスで、隣のホームに着いたぎゅうぎゅう詰めの電車に乗り換えてハブ駅まで着くことができたが、そこから出る劇場まで行く電車がまた遅れていて、出発するのにまた時間がかかりようやく動き始めたのが開演時間の1時間前だった。

私たちの乗っている電車の到着時間を検索したところ、劇場の最寄り駅に着くのが開演ギリギリに着くか着かないかの時間で、着いたら猛ダッシュで走っても開演時間を数分過ぎてしまうことが予測された。

案の定最寄り駅に着いたのが開演時間1分前。

そこから徒歩5分ほどかかる道のりを気温34度越えの中、猛ダッシュ。

還暦のいつも走ることのない私にはかなりきつかったが、何とか始めから観たい一心で頑張って走りぬいた。

劇場に着いたのが開演時間を3分近く過ぎていたが、受付のおねえさんたちが待っていてくださり、エレベーターを使って席まで案内してくれた。

劇場内は真っ暗でもう始まってしまっているのかと一瞬思ったが、舞台にはまだ俳優さんたちが現れていなかったので間に合うことができたようだった。

そして私たちが座ってほんの1分ほどで公演が始まった。

走ったことによる凄い汗で始まってから少しの間、メガネは曇って見えないし、汗が滴り落ちて大変だったけど、始めから観ることができて本当に感動した。

お昼を食べることも、朝からトイレに行くこともできないで観劇が始まり、途中休憩で初めて用を足すことができたというなんとも慌ただしい観劇となってしまったが、やっぱり劇場での観劇は素晴らしいものがある。

舞台の奥行、舞台装置、音響、それらすべてがテレビ画面では味わうことができない迫力があるし、俳優さんの息づかいまで伝わってくる。

やっぱり劇場っていいなぁ。

この3年間本当に劇場に出向くことができずにいたうっぷんが一瞬で無くなった。

劇団四季の「ノートルダムの鐘」はちょっと重い内容の話で、ハッピーエンドにならない話だが、舞台構成、話の進み方、歌の素晴らしさに圧倒された。

久しぶりの観劇で興奮して観ていたので、できることならもう1度落ち着いた気持ちでこの「ノートルダムの鐘」観劇したいな。

急げー
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