こんにちは、まりんばぁです。
旦那と別居することを決意して、実行に移そうとした矢先に、脳腫瘍のために旦那が入院してしまい、実家に戻って新生活をスタートする夢が破れて早2ヶ月が過ぎた。
慎重に準備を進めていたので、8月いっぱいで仕事を辞めて、9月に実家に戻ってからすぐに働ける再就職先も決まっていて何もかもがうまくいくはずだった。
最終の話し合いのために8月17日の土曜日の朝に意を決して旦那に話しかけると、旦那は表情がなく、こちらを向いて話そうとするが言葉が出ない。
様子が明らかにおかしいので字を書いてもらうと、字も満足に書けない状態だった。
すぐに医療機関に受診して調べてもらって、脳腫瘍が発見されそのまま入院。
手術を2回して、2ヶ月近く入院し、先日リハビリ病院に転院したばかりだ。
入院中の旦那を放って実家に戻ることも出来ず、再就職先には辞退の連絡を入れて、この2ヶ月は家で病院からの連絡をひたすら待つ待機状態が続いていた。
働くことも出来ず、お金は出ていく一方で収入がない。
前職場から離職票は10月に入っても一向に送られてくる気配がなかった。
いつまでもフラフラしていくわけも行かず、失業手当の申請も早くしたかったので、離職票がないままハローワークに相談に行ったのが10月8日だった。
応対してくださった職員さんは私の事情を親身に聞いてくださり、仮登録という形で、手続きを進めてくださり、「雇用保険説明会・初回講習会に」参加することが出来た。
手続きや認定日に訪れるハローワークの場所と異なる、1駅先の大きなビルの14階で初回講習が行われた。
電車に乗るのも久しぶりで、降り立つ駅はほとんど利用したことのない駅だったでかなり緊張した。
会場には開始時間30分前だというのにかなりの人数が集まていて、中年クラスの男性ばかりだった。
こうして集まった人たちを見ても、本当に不景気な世の中なのだと思ってしまう。
私も無職になって生活が大変だけれど、家族のいる大黒柱が職を失ってしまったら、私とは比べ物にならないくらい大変なんだと思う。
皆さん説明を聞き洩らさないよう前の席に座りたいのか、前列の席はもうすでに埋まっていた。
約1時間ぐらいの説明を聞き、「雇用保険受給資格者証」の写真が貼っている人は前に来るように説明があった。
私は写真を貼るようには言われなかったのはどうしてかな?仮の登録だから?
なんて思っていたら、マイナンバーカードを取得している人は、ハローワークに来た時に、毎回提示することで、写真が不要になるとの説明が付け足しされた。
本当にこれからは保険証だけでなく、どんな時もマイナンバーカードの提示を求められるんだと改めて認識し、早いうちに作っておいてよかったと思った。
失業手当をもらうためには就職活動をしていることが条件にあって、通常は2回就職活動の実績がないといけないらしいのだが、次回迎える「最初の失業認定日(初回認定日)」には1回の就職活動で認定され、しかも今回の「初回講習」が就職活動として認められるそうだ。
今すぐにでも働きたいのはやまやまだが、旦那のこれからの容態によって対応も変わり、働き方が違ってくる。
最低でも年末まではこんな曖昧な生活が続くと予想される。
しっかりと就職活動はして、失業手当を頂けるようになると本当にありがたいと思う。