

こんにちは、まりんばぁです。
今年91歳になる私の母はとてもおしゃれだ。
社交的で良く出歩くことが多いせいもあって、高齢にもかかわらず毎日化粧もするし、服装にもとても気を使っている。
私が見る限りはそんなに目立たない白髪も1ヶ月を待たないで染めている。
市販の白髪染めを使って自宅で頻繁に染めている。
私は市販薬がどうも苦手意識があって肌にダメージを与える強い薬というイメージで少々高くても美容院で2ヶ月に1度の割合で白髪染めをしている。
母は髪は1ヶ月に1度のペースで切っているが、それよりも白髪染めをする期間がどんどん短くなっている気がする。
市販の白髪染めはネットで調べたけど製品によって染める時間はまちまちだけど5分から20分程度だそうだ。
だけど、母はお昼を食べた後に染め始め、夕方までずーとそのままである。
有に3~4時間染めた状態だ。
それって髪にも頭皮にもいい影響はない。
母の行動は辻褄が合わないことが多いが、もともと肌が弱いから塗り薬はめったに塗れないと言っている割には市販の白髪染めを頻繁に使っているのにも理解できなかったので、やんわりとそんなに頻繁に長い時間染めなくてもいいのではと助言したことがあったが、「どうせもうすぐ死ぬんだから私のやることに口出しをするな」と怒られてからは何も言わないことにしている。
しかしまあほんとに頻繁に白髪染めをするものだ。
市販薬で茶色に染まったタオルを他の洗濯物と一緒に洗濯機に放り込むし、お風呂の至る所の壁に茶色の染め材が飛び散っている。
染めている間の母の姿を見るとまた苦言を呈したくなるので、その間は母のいる居間に行かないようにしている。
居間で繰り広げられている光景を想像するだけで気持ちが暗くなってくる。
でも実家は母のもの。
突然帰ってきた私があれこれ言える立場じゃない。
汚れたところを見つけたら黙って掃除をするだけだ。
薬剤を触った手をきれいに洗わないで煮物を作っている母。
まぁ火が通っているからお腹こわさないと思うけど、不安だなぁ。
