こんにちは、まりんばぁです。
実家の庭には野良猫さん一家が毎日来る。
朝早くから母に餌をもらえるのを期待して玄関前で待っている。
1日2回朝夕に母は餌をあげている。
1列に並んで待っているその姿はなんとも健気で愛らしい。
父親猫さんとその子供たち。
なぜか母親でなくて父親が面倒をみている。
この父親猫さんはとても温厚で面倒見がいい。
たまに家族ではない猫さんも顔を出すが、怒ったり追っ払おうとはしないで仲良く餌を食べている。
母だけには野良猫さんたちは撫でることも抱くこともできるが、さすがに私には触れさせてはくれない。
でも、最近はこの家の住人という認識になってきてくれてそばに近寄っても逃げなくなってきた。
警戒心が無くなってきてくれて、「おはよう」とか「ただいま」と声をかけるとみんな目を細めて挨拶してくれるようにまでなった。
猫さんたちと仲良くなれてとても嬉しいのだが、最近少し困ったことが起きている。
朝、必ず私の車の周りのどこかに死んだトカゲが置かれているのだ。
ここ数日続いている。
猫さんは日頃の感謝とか愛情表現の一種に捉えた獲物をご主人さまにプレゼントする習性があるらしくて、多分このトカゲもそれだと思う。
猫さんたちに好意的に思ってもらっているのはとても有難いが、虫や爬虫類が苦手の私にとってはどちらかというと有り難くない。
死骸を毎朝見るのは気分が下がってしまう。
でも、怒るわけにもいかないし、、、、、
そういえば、私が中学時代に家の近くで拾ってきた猫さんが学校から帰ってくると毎回私の机の下に死んだコウロギが3匹並べられていて、それが猫さんの仕業だとわかって、その猫さんを叱ったら、今度は鳩の死骸を置かれたことがあって、叱るのではなく褒めたらもう持ってこなくなったということがあった。
せっかくのプレゼントを怒られて、もっとすごいものを持ってこなくちゃと思わせてしまったみたいでとても反省した記憶がある。
トカゲのプレゼントがいつまで続くのかは不明だが、猫さんたちに感謝の気持ちを伝えて早くわかってもらいたいと思う。


