こんにちは、まりんばぁです。
35年以上続いた辛かった旦那との生活に別れを告げ、実家に戻って去年の年末から新生活を始めて4か月。
母は今年91歳になる。
糖尿病を患っているが、今のところ心配されるような症状もなく、月末に1度の通院で毎日元気に過ごしている。
高齢者あるあるみたいだが、夜によく眠れないということで睡眠導入剤を処方してもらっているみたいだが、それでもよく眠れないみたいだ。
とても社交的で友達も多いため、少なくても週に1度は外出しているし、まだひとりで杖も使わないで歩けるので毎日散歩も欠かさない。
雪深い冬の間は庭に出て草取りをしたり、花を植えることが出来なかったが、最近は雪も解けて暖かくなってきているので、ここ数日は外で作業しっぱなしである。
体力に自信のない私からすると、母のこの行動が本当に凄くて私が90歳の時に出来るかと言ったら自身が無いくらい元気だと思う。
こんなに行動して体力を使っていると思うのに、それでも夜はよく眠れないみたいで、もう少し重いものを持ったりしないとダメだとつぶやいたので、骨折したら大変なので重たいものをもって運ぶことは全力で阻止した。
もはや夜によく眠れないのは体力消耗が関係しているのではなく、他の要因だと思うが、体力を消耗しても、睡眠導入剤を飲んでも眠れないのなら何をしても眠れないんじゃないかと思ってしまう。
母は80代前半まで自転車に乗って10㎞以上離れている場所までスイスイと行っていたらしい。
車の免許がないから何処へでも自転車で移動していたらしい。
何回も自転車に乗っていて転んだことがあったらしいが、受け身が上手いから打ち身だけで骨折したことがないと自慢さえする始末。
ここ数年の間に何回も転んで腰や膝を悪くしても、自力でリハビリして治してしまった。
本当に体が丈夫なのだろう。
体力も気力もあるから自分ではまだまだひとりで何でもできると思っている。
自治会の美化運動にも90歳を超えているので参加しなくてもいいと言われてもまだできると言って意地でも参加している。
自分が老いているということを認めたくないのだろう。
とはいっても、同居してわかったが、思考や記憶が途切れていることが多々ある。
何かをしていて、電話が入ったり、トイレに行ったりと一連の行動と違うことをすると前にしていたことを全て忘れてしまっている。
行動的ゆえに私が仕事で留守をしている時が心配でならない。
だけど、まだまだ元気だ。
留守中の心配をしてもしょうがないかもしれないけど、少し落ち着いてくれないかなと思うのが本音だ。
その73 へつづく


