脳って不思議だね

山あり谷あり私の人生その17
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こんにちは、まりんばぁです。

プチ家庭内別居宣言してからあっという間に1年が過ぎた。

その生活にも限界が生じ、いよいよ別居することに覚悟を決めた矢先に私の人生は、思いもよらない方向に進み始めた。

前回の「あの嫌な感じの旦那降臨」の続き。

旦那の転院が10月21日の早朝に決まった。

今の入院している病院から転院先の病院までは車で40分強かかるが、当日は9時半前に転院先の病院に着いていなくてはならない。

逆算すると朝の8時には現在入院している病院に行かなければならない。

今入院している病院で退院の手続きがいろいろあるだろうから、それでもギリギリって感じかな。

そして、旦那は介護認定をまだ受けていないので、介護タクシーとか呼ぶには相当お金がかかるみたいなので、私の車で送迎することになった。

40分強、密室ともいえる私の軽自動車の中で、また旦那の嫌なマシンガントークを聞く羽目になるのか、、、

それにしても、脳って本当に不思議だ。

旦那の脳腫瘍は稀に見るくらい大きなものでジャガイモぐらいの大きさであったそう。

担当医も珍しいと何回も言うほど、摘出手術の後に、脳出血で再手術、脳内にばい菌が発生したせいでその治療で通常3週間ぐらいで退院できるところ、旦那は2カ月かかった。

脳腫瘍によって左側の脳がかなりの範囲押しつぶされていて、最初の摘出手術の後の説明では、後遺症がどのように出るのかははっきりはわからないが前頭葉の近くでできた髄膜種というものなので、認知症のような症状が残ると言われた。

案の定、手術後の旦那は記憶障害が出て、言葉少なく、表情も乏しくて、過去の記憶にさかのぼっているようなところが見受けられた。

数週間後にはニコニコするようになり、とても穏やかに話すようになって、以前の高圧的な旦那とは別人のような旦那に今までのことは水に流して同情する感情が芽生えていた。

その後ばい菌治療のため面会することが無くなり、再手術後3週間近くになって面会した旦那は、過去の記憶と錯誤することなく、ほぼ正常な記憶に戻りつつあった。

そして転院の話の前に見せてもらったMRIの画像は脳腫瘍のためにつぶされていた左側の脳はほとんど回復していた。

あんなにつぶれていた脳がこんなにも回復できるんだ?

なんとも不思議である。

そして意識を司る部分の脳はノーダメージだったのか、以前のような高圧的な旦那に戻ってしまった。

2カ月の入院ですっかり体重が落ちて、筋力低下がかなりあって、しかも立ち眩みが頻繁に起こるみたいで、自分の世話をするのはまだまだ難しい状態。

だけど口は達者で、転院先の病院の資料を看護師さんに無理を言って用意させたりする態度。

昔から人は使うためのものと思っているところがあって、遠慮することを知らない旦那。

転院先の病院でもこんな感じで、いろいろ要求とか口出しをして看護師さんやお医者さんに迷惑をかけるんだろうな。

これからは転院先の病院で迷惑患者の奥さんって思われるのが一番のストレスになりそうだ、、、、

その18へつづく

あの高圧的な態度は何とかならないものか
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