こんにちは、まりんばぁです。
38年前に結婚してから振り返ってみると苦難にみちた生活だった。
本当に旦那に振り回されていつも何かしら事件が起きていたような気がする。
自分のことではなくて旦那の後始末をすることがほとんどで、家政婦?使用人?みたいな感じだった。
いつも突然降ってわいたような出来事ばかりで、その度にフリーズしたりパニックに陥ったりして大変だった。
今日は何が起こるのか?といつもビクビクしていた、、、、
ピークは去年で旦那の脳腫瘍手術・入院で病状が目まぐるしく変化し、もう回復出来ないかもと言われたり、完全に治りましたと言われたりしてその度に一喜一憂し、自分の感情のコントロールが出来なかった。
毎日の病院通いだけでも大変だったのに旦那からの上から目線の指示にも精神的に疲れたし、退院後のねぎらいの言葉が無いのにも傷ついた。
体力的にも精神的にも追い込まれて本当にボロボロだった。
ようやく別居することが出来て、地元に戻って来ても、実家の母は出戻り状態の私を歓迎してくれてはいなかったようで半年の同居で実家を追い出されてしまった。
実家で母と暮らしている時も毎日が事件で、やはり落ち着いた生活とはいえなかった。
突然追い出されて本当に大変だったけど、ひとり暮らしをするようになって今は心身共にやっと落ち着いてきている。
毎日がジェットコースターに乗っているような浮き沈みの激しい生活だったので、今の穏やか過ぎる生活に少し戸惑っている。
いまだに何か起きるのでは?といつも不安にかられてしまう。
私が今住んでいるお城の場所は特定の人にしか知らせていない。
旦那はまだ実家に住んでいると思っているし、母にはもちろん居場所なんか教えていない。
なのに、仕事から帰って鍵を開けるときに、このお城に旦那がいたらどうしようとか、母がいたらどうしようなんて考えてしまう。
強迫観念がいつも付きまとっている感じ。
身体的なことに不安はないけど、精神的にはかなり追い込まれてきているのでそう簡単には回復出来ないでいる。
ひとり暮らしをして3ヶ月目。
ビクビクしているところもあるけれど、何も起こらない穏やかな日々。
仕事に行って夕食を取った後、寝るまでの間をのんびりと過ごす毎日。
土日は買い物やリリィちゃんやいとこと会って楽しく会話をしたり食事をしたり、、、、
そんな普通の生活を送れていることすら不思議な感覚に陥る。
穏やか過ぎる毎日に本当に大丈夫なのかと疑ってしまう私。
まだまだ心のリハビリが必要だね。
幸いにもリリィちゃんやいとこが会うたびにいっぱい褒めてくれて、励ましてくれる。
このブログを読んでくださっている一部の方たちも心配してくださったり、励ましてくださったりする。
攻撃するひとだけではなく、あたたかくて愛ある人たちも私の周りにはいる。
少しづつ薔薇色の人生になりつつある感じがしてきているのは確かだ。
その117 へつづく


