日に日におかしくなっていく母

山あり谷あり私の人生その84
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こんにちは、まりんばぁです。

今年91歳になる母は日に日に言動や行動がおかしくなってきている。

自分の思い通りにことが進まないと癇癪を起す。

ちょっとした会話でいつもしていることなのに忘れていることを「~しなくていいの?」と言っただけでも「いちいちうるさい」と怒られてしまうので、何をやっても、何を言われてもこちらから反応することが出来ない。

開けっ放しの食器棚の扉。

お風呂に入った後のドアの閉め忘れ。

トイレの電気の消し忘れ。

水道の閉め忘れ。

脱いだ服、下着類の放置。

全て何かやりかけでそのままになっている物ばかり。

だんだん記憶や意識が線ではなく点になっていっているのかもしれない、、、、、

買い物は私が休みの時に一緒に行くのだが、夕飯の献立の打ち合わせをその日の朝にしていて用意しているにも関わらず私が仕事に行っている間にひとりで買い物をしてきてしまう。

数時間前のこととかもう忘れてしまって、急に買い物に行きたくなってしまうのか?

それも何を作ると考えて買ってくるならいいが目についたものを見境なく、しかもよりによって見切り品ばかり買ってきてしまう。

当日に食べないといけない物ばかり冷蔵庫に入っていて、それを指摘するとパックのまま冷凍庫に入れてしまう。

料理も実家に戻ってきたばかりの頃は私が作っていたが、母は私の味付けが気に入らなくて母が作るようになっていった。

野菜でも肉でもお醤油と砂糖で煮る。

いつも同じ味の具材が少し変わっただけの煮物がメイン。

魚をグリルで焼くことはするが、肉を焼くことがない。

味のついている肉を焼いてほしいと頼んだら、「どれくらい焼けばいいのかわからない」と答えが返ってきた。

多分料理することは出来ると思っているみたいだけど、煮物以外作れないんじゃないかな?

いつも茶色のおかず。

そして電気を外が極力暗くなるまで付けないので、仕事から帰ってきて母が用意してくれた料理を暗い中で食べることになるので、具材が何なのか口に入れるまでわからない。

私が帰ってから作ると言っても聞かないで、16時ぐらいから夕食の支度を始めてしまう。

はっきり言って暗い中で食べる料理は美味しくない。

電気を付けたいと言っても「まだ外は明るい」と言って電気を付けることが出来ない。

外はまだ暗くなっていなくても家の中は真っ暗だというのに、、、、、

照明もそうだが、冬の間ストーブもすぐに消してしまって、家の中でコートを着て過ごした。

とにかく、おかしなルールばかりでそれに全て従わなくてはならない。

私が仕事に行くようになってから母の行動が特にひどくて、私が実家に戻ってくる前のひとり暮らしだった頃の記憶に戻っているように感じられる。

数時間私が家にいないと、もう存在を忘れてしまったかのような行動。

今までふらっと買い物に行って見切り品をいっぱい買いこんで冷蔵庫の中をいっぱいにしていたのだろう。

実家に戻ってきたばかりの頃に得体のしれないものが冷蔵庫や冷凍庫に詰まっていた正体はこれだったのかな。

私のためにと開けてくれたタンスや本棚、果てには今私が寝室として使っている部屋に母の物が増えていることなんてざらだ。

しまいには私の私物が捨てられていたりもする。

外の車の周りには農作業に使うものを所狭しと置いてあり、ボンネットの上まで何か置かれていたりする。

目についたものにとにかく何でも置いたりしてしまうんだろう。

仕事から帰ってくるとまずは自分の持ち物が無くなっていないか確かめて、余計なものを置かれていたら片づける日々。

これからますます私の存在を忘れてしまっていく母とどう接していけばいいのかわからなくなってきた。

その85 へつづく

見切り品とおすすめ品は別物
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