こんにちは、まりんばぁです。
宝塚の公演には短いお芝居とショーの2本立てと3時間近くのお芝居という公演がある。
今回は1本立てのミュージカルのフィナーレの中の男役さんの群舞での私の大好きベスト3について語る。
3時間近くのミュージカルは1幕、2幕、フィナーレに分かれ、フィナーレはロケットの後に群舞そしてトップコンビによるデュエットダンス、パレードで終了となる。
その中でもとりわけ私は群舞が大好きで、その中でも下記のミュージカルの群舞はベスト3にあげるほど何回観ても飽きないほど大好きだ。
ナンバー1は何と言っても2013年の「ロミオとジュリエット」
星組は当時のトップの柚希礼音さんが物凄くダンスが上手なのは言うまでもなく有名なのだが、組子もダンスが得意な人が多い。
この「ロミオとジュリエット」の群舞はフォーメーションダンスが素晴らしい。
奈落から柚希礼音さんが登場し、その周りをセクシーな女役さんが取り囲み何人かの女性と絡みながら踊り、柚希礼音さんがひとまず舞台から去ると、紅ゆずるさんを筆頭に男役さんが大階段から登場する。
それから繰り広げられるダンスが宝塚のダンスっぽくなくて、ポップで何やら難しい振りでそれだけでもキュンキュンなのに、男役さんたちがとてもセクシーでカッコいい。
再び柚希礼音さんが登場し、もっと複雑なフォーメーションダンスが行われるのだが、激しいダンスなのに男役さんたちの振りがピッタリと合っていて、その迫力に圧倒される。
かっこよすぎる、、、、、、、男役さんたちが舞台袖まで一列に並んでのダンスは圧巻。
ナンバー2は1995年の「国境のない地図」
クラッシックの曲、おそらく「トッカータとフーガ」だと思うが、そのアレンジ曲で大階段に並んでいる男役さんたちの真ん中からトップの麻路さきさんが最上段から降りてくる。
周りの男役さんたちの1段ごとのフォーメーションに合わせて麻路さきさんが降りてくるのがとても厳かな感じがしてゾクッとする。
階段を降り切ってからのダンスも1ブロックごとのフォーメーションが綺麗に揃っていてクラッシックの曲と合ってこれまた荘厳な感じでとても素敵なのだ。
クラッシックの曲を使ってのダンスは少ないと思うのだが、ミュージカルのメッセージと合っていてとても荘厳で素晴らしかった。
荘厳、気高いというフレーズがピッタリな群舞だ。
ダンスから引き続いて白城あやかさんのソロの歌も荘厳で気高く美しい。
心が洗われるような群舞、そしてソロ歌唱。
ナンバー3は1996年の「エリザベート 愛と死の輪舞」
「エリザベート 愛と死の輪舞」は他の組でも公演されていて、フィナーレの群舞もどの組が公演しても同じダンスなのだが、私はこの星組の1996年の「エリザベート 愛と死の輪舞」のフィナーレの群舞が大好きだ。
「闇が広がる」のナンバーで激しい振りが多く、大勢の人数で踊るので、振りを合わせるのはとても大変だと思うがどの組の男役さんたちも気合の入れ方が半端なくピッタリ合っていて素晴らしい。
とりわけ星組の男役さんたちの振りは体格の差を感じさせないダンスで、振りもピッタリ合っていて、凄くセクシーだと思う。たった1年ほどしか在籍しなかった紫吹淳さんが、3番手としてダンスしているのもポイント。
星組は代々ダンスの名手がいて、どの時代でも群舞がピッタリ合っていて素晴らしくまだまだ大好きな群舞がたくさんあるのだが、その中でも上記が私のBEST3だ。