こんにちは、まりんばぁです。
遠方の田舎に独りで暮らす母は猫を2匹飼っている。
私が物心つかない頃から家ではずーと犬や鳥や猫を飼っていて、動物が途絶えたことがない。
私が高校生ぐらいから結婚するまでの間は常に家の中に6、7匹の猫がいて、里帰り出産のときは生まれた赤ちゃんの布団に常に2、3匹の猫が入っていたくらい猫で溢れていた。
家で飼っている猫ばかりか、外でも野良猫に餌を与えて暖かい寝床を用意するなどして、外の猫も10匹近く猫たちの家族が代替わりをしても常にいる状態だった。
母の生きがいともいえる猫との生活。
現在は年老いた23歳の雌猫と13歳になる雄猫の2匹だけだった。
13歳の雄猫は骨格に障害があって排泄を上手くすることができない。
常に便秘状態なので定期的に病院で掻き出してもらわないといけない。
最近は2週間に1度のペースで病院に連れて行かなくてはならなくて、猫にも負担がかかっているなぁと漠然と思っていた。
月1度の帰省もあって私も何度かその猫を病院に連れて行ったりしたのだが、もともと臆病な性格でなかなか私に慣れてくれなかったが、ようやく先月帰省した時にはずっと側にいて頭を撫ぜさせてくれるようになった。
やっと慣れてくれたという嬉しさでこの年末はたくさん遊んであげようと思っていた矢先、突然この世を去ってしまった。
毎日便秘薬を飲ませて、食事もちゃんと取って、水も飲んでいたのに、当日の朝も普段通りで1日を過ぎて夜になって、本当にあっけなく亡くなってしまったらしい。
先月帰省した時にかなり痩せたなぁっと少し心配していたけど、その時病院では血液検査でも問題なく、異常なしとの診断だっただけにショックを隠せない、、、、
人間も精神的ダメージがいちばんこたえるけれど、猫もそうだったのかなぁ。
毎日3回薬を飲まされて、病院で嫌な事される日々はさぞかし辛かったことだろう、、、
障害があっても13歳まで生きることができたと思えば少しは悲しみも薄れるだろうか?
ただ89歳の母にとってはとてもダメージが大きくて、かなり落ち込んでしまっている。
23歳の猫のほうが、かなり前から老衰で認知症も出てきていて、いつ亡くなってもおかしくない状態だったので、先に亡くなるのは23歳の猫だと誰もが思っていただけに、突然の死はかなりショックな出来事だ。
高齢になれば心の拠り所がひとつ減ってしまい、これからそう遠くない23歳の猫の死にも直面した時の母のことを考えると心配でしょうがない。
ここ数日の母の様子は電話でしか確認できないけど、何もする気が起きなくて横になっているばかりだとか。
年末に私が帰るまで何とかこれ以上落ち込まないでいてほしい。
悲しみは時間が解決してくれることもある。
せめて新年まで23歳の猫には元気でいてほしい。
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