こんにちは、まりんばぁです。
私は健康診断を毎年受けている。
去年までは数台のバスで職場まで来て巡回検診をしてくださる機関で健康診断を受けていた。
流れ作業のように職場の1室から受付→検尿→身長・体重測定→視力検査→血圧測定→採血→眼圧検査→腹囲測定・心電図検査→医師による診察→聴力検査→外に待機しているバスの中で胸部X線検査だった。
そして毎回血圧測定で必ず140以上になって、10分間安静にするように指示されて再度検査となっていた。
これは家での血圧は正常値なのに、診察室で測るときは血圧が高い「白衣高血圧」というらしい。
血圧測定で必ずつまづくが、それよりなにより採血が本当に苦手だ。
というのは、私は腕の血管が出にくくて両方の腕を何回も試しても針が上手く血管に刺さらなくて、ひどいときは手首から採られたことがあり、それがものすごく痛かったのが今でもトラウマになっているからだ。
相性の良い看護師さんと、そうでない看護師さんがいて、うまく行くと1回針を刺しただけで採血できるのだが、大体は2回以上刺されることが多かった。
そして相性がいい看護師さんにあたったとしても、必ず採血の痕は少し腫れて変色し、1ヶ月ぐらいは消えない。
そして当日から2、3日は針を刺したところが痛んだ。
なので健康診断の日は朝から憂鬱になってしまう。
今回は社会保険から国民健康保険に変わったので市の「特定健康診査」を受けることにした。
市の実施医療機関に実施期間中に受診すれば無料で受けることが出来る。
そして初めて家の近くの医院で「特定健康診査」を受診してきた。
職場で受けた健康診断よりはるかに検査項目は少なくて、問診票に記入→身長・体重・腹囲測定→採血→血圧測定・医師による診察だった。
採血に身構えてしまったが、看護師さんはためらうこともなく1度で針を刺して採血が数秒で終わった。
ん?しかもあまり痛くない。
そして医師による診察では初めて「あっかんべー」をさせられて、「うん、貧血ですね」と言われた。
20代の頃に貧血と言われたことがあったが、今まで貧血とは無縁だと思っていたのでちょっと意外だった。
先生は「血液検査の結果を見てからじゃないと詳しいことは言えないけど、心配しないで」とおっしゃった。
穏やかそうな先生を前にしての血圧測定も通常の血圧で問題なしと言われた。
診察も今までの検診より丁寧にしてくださった印象。
検査結果は3週間後にはわかるそうで、直接また医院に行って聞くらしい。
検査項目は少ないけど、検査結果によってはそのまま対策も出来そうだし、先生も穏やかで話しやすそうだし、何よりも採血が痛くなかったのがとてもいい。
受診から1日経ったが針の痕は残っていないで、少しだけ青く変色しているくらいで、しかも痛くない。
お医者さんにも相性って本当にあるんだな。
歳も重ねてきていてこれからは健康に不安になる要素が増えそうだし、今回の「特定健康診査」をきっかけにこちらの医院ををかかりつけにするのも悪くないなと思った。